ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

グッジョブだよスガ総理

2021-09-26 10:19:58 | 日記
きのうの夕方、ネットで見たその知らせは、まさに朗報、待ちに待った福音だった。我が○▲市のコロナ新規感染者数がやっとゼロになったのである。茨城県全体の感染者数も16人と、激減している。

これで妖怪コロナが撲滅できたとは思わないが、まずはホッと一安心。これならリハビリ・デイサにも安心して通勤できるようになる。やれやれ。とりあえず「やった!」、「いいね!」、「グッジョブ!」、そして「ありがとさん!」である。

でも、私はだれに対して「いいね!」、「グッジョブ!」、「ありがとさん!」と言おうとしているのか・・・。さしあたり、それは行政当局であり、行政の長たるスガ内閣総理大臣に対して、ということになるだろう。

我ながら現金なものよと呆れるが、「○▲市の新規感染者数ゼロ」の朗報を聞いて、スガ内閣総理大臣に対する私の評価はガラリと変わった。かつてスガ総理は事あるごとに「ワクチンが頼みの綱だ」と宣(のたま)ったが、その達見の通り、ワクチンが功を奏しての、最近の成果なのだろう。

最近は全国レベルでも、右肩下がりの(コロナ新規感染者数の)激減傾向が顕著である。スガ総理は自分の達見を信じ、この成果が出るのを泰然として待つべきだった。自分の達見を信じていれば、彼は総裁選への不出馬を表明せずに済んだはずだ。一時的に支持率が下がったとしても、「な〜に、そのうちワクチンの効果が現れ、コロナの新規感染者数はゼロに近づくはずだ。そうなれば、我が内閣の支持率も盛り返すだろう」。そう確信し、自信を持って総裁選に臨むことができただろう。

今にして思えば、新型コロナ対策以外でも、スガ内閣はしっかりした成果を残している。注目すべきは、何といってもカーボン・ニュートラル宣言である。これはまさに画期的なことと言わなければならない。この宣言を出すには、産業界の圧力をはね返す豪胆さが要ったはずだ。

この他、日・米・豪・印による対中国の包囲網QUADへの参加も、党内情勢を考慮すれば、それなりの胆力を要したはずだ。スガ内閣の生みの親・二階幹事長は「媚中派」の要として、隠然たる勢力を誇示していたからである。

政治の世界では、コロナ情勢も、国際情勢も、党内情勢も、内閣支持率も、すべてが気まぐれな天気みたいなものだろう。スガ総理は、この天気を予測する「風見鶏」の才能に恵まれなかったのかも知れない。

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