マイナンバー訴訟批判・再考

あれから、どれぐらいの日数が経ったのだろう。

前回のブログ記事で、私が次のように書いたことを、

諸賢は憶えておられるだろうか。

マイナンバー制度の導入に反対する市民グループが

「これはプライバシーを侵害する制度だ」という

理由で訴訟を起こしたが、

この訴訟理由には異議がある。

このグループとは反対に、私は、

「マイナンバー制度は、プライバシーを隠蔽する制度だ」と考えるからだ。


おおよそこのような意見をブログに書き、その記事をアップしてから、

もうずいぶん時間が経ったような気がする。

どれぐらい経つのかは憶えていないが、

この記事をアップしてからほどなくして、

私は次のように思いはじめた。

「これは相当ヤバい意見だぞ。

よほど補足説明をしないと、

誤解される恐れがあるな。

舌足らずのまま、急いで文章を公にするなんて、

我ながらなんというアホなのだろう、

拙速も甚だしい！」

そう思って、私は補足の文章を考え始めた。

　　　　　　　　　（つづく）