ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

岸田自民と公明党の末路

2024-06-21 13:36:37 | 日記
改正政治資金規正法は与党として合意形成に努力し、野党の主張を可能なかぎり取り入れながら成立を図った上、ほかの重要な法案も着実に成立させており、不信任を問われるいわれはない。岸田総理大臣も『今は先送りできない課題に着実に取り組むことしか考えていない』という明確な意思を示しており、内閣不信任決議案は否決すべきだ。

これは、立憲民主党が提出した内閣不信任決議案に対して、反対の意見を述べたものである。発言の主は自民党議員ではない。な、なんと公明党の山口代表なのである。
この発言は、きのうの「NHKニュース7」で大きく取り上げられた。その映像を見て、私は、「ああ、公明党はもう終りだな」と思ったのである。

なにしろ岸田自民党は、今や転覆しつつある泥舟も同然。都知事選で再選をねらう小池おばさんですらが「自民党の応援はありがた迷惑だから、後ろの方にすっこんでてちょうだい!」と言い出したりする始末なのだ。

山口代表は岸田自民に精一杯のエールを送った積りだろうが、こんな状況でそれをしたのでは、公明党が自民党と「同じ穴のムジナ」とみなされ、評判を落とすのは目に見えている。山口代表は一体、なにを血迷ったのか。

山口代表の気持ちは分からないではない。内閣不信任案が可決されれば、岸田内閣はお払い箱になり、自民党は政権を失いかねない。
仮に自民党がなんとか政権の座を死守したとしても、次に岸田総裁が再選される可能性は限りなく低い。
別のだれかが次の自民党総裁になれば、これまで岸田総裁とタッグを組んできた公明党が、岸田総裁もろとも政権の座から追われる可能性は大きい。

つまり、岸田内閣に対する不信任案を否決に持ち込まない限り、公明党は政権の座にありつくことはできず、この党にとっては、生き残る道はこれしかないのである。

とはいってもねえ・・・。泥舟と化した岸田自民をヨイショして、不信任案を否決に持ち込んだとしても、この泥舟と一緒に沈没してしまったのでは、本末転倒も甚だしいわけで・・・。


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