ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

雑感をツイッター風に

2020-07-05 12:46:06 | 日記
◆けさのNHK番組「さわやか自然百景」は、四万十川流域を覆う鬱蒼とした森の風景を映していた。この映像を見て、私は「違いはこれなのかも知れない」と思った。氾濫して、甚大な災害をもたらした熊本県の球磨川と、高知県の四万十川とは、流域を覆う森の〈厚み〉が、ーーつまりその保水力が違うのではないか。

Google Earth の画像を見る限り、どちらも流域は深い森で覆われている。だが、それらの保水力の違いまでは、この画像からは読みとれない。どうなのだろう。

◆政府は、石炭火力発電の在り方を見直す方針を固めたとか。二酸化炭素の排出が多い、古い石炭火力発電所による発電量を9割程度、削減する方向で調整に入ったのだとか。

石炭火力発電に対しては、地球温暖化の元凶とされる二酸化炭素の排出量が多いことから、国際的な見直しの気運が高まっている。政府の今回の方針決定は、こうした気運を受けたものだが、少々遅きに失した感がある。
我が若大臣、小泉進次郎環境相が去年暮れのCOP25で、地球温暖化対策に後ろ向きな国の代表として、環境NGO団体から公然と非難を浴びたことは記憶に新しい。

それにしても、石炭火力発電を削減する今回の政府の方針は、経産省が打ち出し、決定したものだとか。なぜ環境省でないのだろうか。環境省のお役人は、経産省のお役人に比べて圧倒的に弱い立場におかれ、発言の機会を与えられないのだろうか。それとも、梶山経産相と小泉環境相の力量の差もあるのだろうか。

今回の方針決定に対して、小泉環境相は「経産相のリーダーシップに敬意を表したい」と歓迎の意を表明したという。最近はめっきり影の薄くなった若大臣だが、進次郎くんよ、クリ(ステル)事やイク事(育児)にかまけている場合ではない、しっかりせい!
コメント
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