「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

日本文化のキーワードは「日々納得して生きよ!」(ほんとこのおっさん達アホだわ!)

2014年08月26日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い、背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「対決、山本七平編」・・・お願いします。今日はどんな内容について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・」

と、タケルはテキストとしている「谷沢永一著 山本七平の知恵」という本をパラパラとめくります。

この本自体は、1996年12月に出版されています。

ただし、正しい「知恵」は時代を越えると僕は考えているので、その時代性の評価も一緒に話していくことになりそうです。

「んじゃ、この内容について話すか・・・「日本的上下の秩序」だそうだ。ま、相変わらず笑かしてくれそうだ」

と、タケルは笑顔になりながら、話し始めます。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「まずは、山本七平氏の主張するところを抜書きしてみようか。それが無いとちょっと説明が出来ないからね」

と、タケルは笑うと彼の用意した紙の資料をレイカに渡す。

「えーと、これね。僕が相当意訳してるけど・・・」

と、タケルが説明すると、レイカはタケルの資料をゆっくり読み始める。


「日本においても、世界においても、組織は上下の秩序が無いと成立しない」

「要は「どういう価値を持ったら、上の人間となり、どういう価値を持たなかったら下の人間になるのか」と言う明確な規定が必要なのである」

「ただし、この上下関係が敵対関係になるともちろん、その組織は動けなくなる。上下ともに一体となって、意識を合わせ、ベクトルを同一方向に向け」

「初めて事に当たるから、組織は動けるのである」

「事に日本の組織を構成する人間は「気持ち的に毎秒しあわせを感じながら、働く事が大事であり、外に向けては礼節を大事にする事」が最も大事な心がけになるのである」

「以前、わたしは「日本の裏組織はすべて「将軍と一揆」の関係だ」とした。官僚機構で言えば、大臣の処置を局長級が突き返すに等しいこと、つまり欧米の組織原則では」

「考えられないような事が現に行われている。しかし、この際、重要になるのが先に示した通り「外に向けては礼節を大事にし、気持ち的にはしあわせを感じる」と言う」

「行為になるのである。だから、大臣は次官を通じてそれとなく決定をほのめかし、局長級の全員が納得するように事前に根回しすることが肝要になるのである」

「日本では「敬語、謙譲語」というカタチで外に対する礼節が整備されているから、たとえ大臣の指示が局長級全員の意に沿わぬものであっても」

「「一度、皆と諮りまして・・・」という謙譲語を示すことにより「この案、ダメ、ちと考えなおしてこいや!」という局長級全員の意思を大臣に」

「明確に示すことが出来るのである」



「これ、かなり意訳したよ。もう、こいつ、言葉の選び方のセンスもなければ、文章も、いらない表現が多すぎて、ほとんど馬鹿」

「まあ、一応、言ってる事は「的を射ている」から・・・まあ、使えるけどね・・・」

と、タケルは、ぼやいている。

「でも、だいたい、わかる文章ですね。以前にも出てきましたけど、日本の最高正義は「和を以て貴しとなす」だから、上の人間になれるのは」

「「部下全員が納得する「総意」をまとめられる人間」と言う価値を持つ人間・・・と言うことですもんね?」

と、レイカ。

「そう。その一言で上の文章の内容は簡単にまとめられちゃうんだけどね・・・じゃあ、上の文章の説明はその一言で終わっちゃったので」

「例のアホなオヤジの言葉でも出しておくか」

と、タケル。

「日本最高の評論家先生と言う触れ込みの「知識者」の「俺偉い病」風情・・・馬鹿おじいちゃんですね?」

と、レイカはしれっとすごいことを言っている。


「江戸時代に百姓一揆が起きた場合、もちろん、一揆の首謀者は処分されるが、同時に藩主をさらにきつく処分している。一番ひどい場合、お家断絶、であり、国替え、縮小」

「と言った順番の処分がなされていた。農民達の望むことを藩政府側が取り込めていなかった・・・つまり、配下の総意を十分にまとめられなかった」

「藩主を含めた藩首脳達が悪い・・・と幕府は裁断したと言うことである」

「つまり、会社の首脳は部下たちの総意を暗黙の了解的に取り込めなければダメなのである。それが出来なければ会社が一体になって事に当たれないからである」

「そういう意味では、日本人は、身体の中に反感を持ちながら、仕事を続けることは出来ないと言うことになる。そうなると、日本には本当の意味での」

「階級社会は出来ない。士農工商と言った身分社会が江戸時代、日本にはあったが、心情階級社会と言うのは、日本には成り立たなかったのである」

「日本では階級の下の者がどのような事があっても、上の者に無条件に従って、その憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら、しかし、仕事が進行していく」

「と、言うことはあり得ない。そういう状況が自ずから日本に出来上がった」

「これは武家社会だ。これは下の者が不平なく働くと言う状況を作らなければこの世の中は上手くいかないと日本の上流社会の人間は骨身に染みて知っていたのである」

「だから、日本は今でも武家社会なのである」

「例えば、富士川の戦いで、平家の武士達に「やる気」があれば平家は勝てた。つまり、わたしが思うに、日本では「やる気」と言うのが日本社会のキーワード」

「なのである」


「まあ、かなり長くなったけど、このおっさん、こんな事言ってるよ・・・「「やる気」こそ、この日本のキーワードだ」と書いた時、このおっさん」

「「俺ってやっぱ頭いいー」とか思ってたぜ・・・でも、間違い・・・つーか、このおっさん、いっつも中途半端で、前にも言ったけど、こういう定義付けでは」

「ちゃんと「ピンからキリ、まで考える事が大事」っていう王道的チェックをしなきゃダメなのよ・・・相変わらず、馬鹿だな、このおっさん」

と、タケルは愚痴。

「あのー、わたしも指摘したいんですけど・・・「上の者に無条件に従って、その憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら、しかし、仕事が進行していく」」

「「と、言うことはあり得ない」って、この人説明していますけど、現代のサラリーマンって、そういう状況じゃないんですか?」

「だから、現代の病とも言われる「鬱病」が毎年たくさんの患者を出している・・・そういう状況じゃないんですか?」

と、レイカ。

「もちろん、レイカちゃんの言うとおり・・・そうでなきゃ、僕だって「鬱病」なんか経験していないよ・・・このおっさん、ほんとに頭ワリーな」

と、タケル。

「人間には気の強い人間もいれば、気の弱い人間もいる・・・僕は若い頃、気が弱かったから、脱サラが正直怖かった・・・リーマン・ショック後、東日本大震災の前の」

「あの時代、大人になってからの一流企業からの離職は、それこそ「ゴジラ」クラスのネガティブな状況だったもの・・・」

「だからこそ、の憤懣、やるせなさ、不平をずっと持ち続けながら・・・それでも家族の為、マンションの20年ローンの為、無理してサラリーマンを続けている層が」

「未だにいるって事が、こいつ理解出来ねーのかな」

と、タケル。

「結局、すべて頭の中で抽象的に考えているから、現実が見えない状態に陥っているんですよ。ほんと、頭悪いおじいちゃんだこと・・・」

と、レイカ。

「まあ、いいや・・・この日本のキーワードを先に僕が言葉にしておこう・・・まず、「ピンキリ」をチェックするとだなー。キリが鬱病のサラリーマン」

「・・・これが日本で最も不幸な人間だね。「憤懣、やるせなさ、不平」をずっと持ち続けながらサラリーマンを続けている状況なんだからね」

と、タケル。

「で、ピンだけど・・・それこそ、脱サラして「好きこそ物の上手なれ」で好きな仕事を選び、そこで才能を発揮しながら、「やる気」を最大限に発揮し」

「毎秒「納得」して、仕事をしている、今の僕の状態こそ、ピンそのものだ・・・」

と、タケル。

「だから、日本のキーワードは、この馬鹿オヤジが言うような「やる気」ではなく、国民の「やる気」を引き出す雇用環境を作り出し」

「毎秒、「納得」して仕事をさせること・・・そう「納得」こそ、この日本のキーワードになるんだ」

と、タケル。

「このオヤジ、自分で「これは武家社会だ。これは下の者が不平なく働くと言う状況を作らなければこの世の中は上手くいかないと」」

「「日本の上流社会の人間は骨身に染みて知っていたのである」と書きながら・・・その雇用環境の整備こそ、日本のキーワードになるはずなのに」

「そこに目が行かないんだから、さらにセンスが無いよねー」

と、タケル。

「自分で自分の言った事の価値がわからないなんて・・・ほんとに正真正銘の馬鹿ですね」

と、レイカ。

「確かに戦国時代の武将は「自分を知る人間こそ、仕えるべき主人」と言って、何度も仕える武将を変えたと言う逸話がある。もちろん、変えた回数が多い程」

「その武将の誇りとされたけどね・・・ま、僕の場合は、脱サラしてよかったよ・・・僕も僕を認めてくれる人間の元で今は仕事をしているし、このブログは」

「そのいいトレーニングになる。「思考の千本ノック」状態だからね・・・」

と、タケル。

「そうやって日々努力を重ねるからこそ、いい知恵が生まれてくるんですね・・・それにひきかえ、山本七平も、このお爺ちゃんも馬鹿ばっかり・・・」

と、レイカ。

「「知識者」の「俺偉い病」だから、トレーニングは怠るわ、抽象的にしか思考が出来ないから、現実が見えないわ・・・最悪のオトコ達だよ」

と、タケル。

「ただの馬鹿ですものね・・・笑っちゃいますね。結論的に言えば、「士は自らを知る者に仕えるべき」・・・「日々納得して生きよ」の言葉こそ」

「日本文化を示すキーワードになるんですね」

と、レイカは言葉にした。

「そういうことだ」

と、タケルは満足そうな笑顔を見せた。


「しかし、まあ・・・どうして「知識者」って、こんなにアホなんだろうねー。軽く言い負かせちゃうじゃーん。っていうか、何もわかっていないよ、こいつら」

と、タケルは言う。

「ま、こんな感じで、今後もやっていこう。言ったろ、全勝で勝つって」

と、タケルは笑う。

「まあ、とにかく、頭の悪い、ださいオヤジは見たものの事しかしゃべれないけど、「知恵者」は現象の元になった「原因」をしっかりと説明出来るのさ」

と、タケルは笑った。

「さ、飲みにでも行こうや、レイカちゃん」

と、机の上を片付けだすタケルでした。


(おしまい)


という感じになりました。

山本七平氏も谷沢永一氏も、何もわかっていませんね。

これが日本学の祖?最強の評論家?

笑っちゃいますねー。


やはり、「知識者」は頭が悪くて、だっさいよねー。


それが結論です。


ではでは。

8月26日 長生きできる理由!早死にする理由!(異性に笑顔を貰えているか!)

2014年08月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

今週は天気悪いみたいですね。

なんだか、夏が早めに終わってしまったような、そんな錯覚にとらわれます。


さて、「昨日の体脂肪燃焼」ですが、まあ、粛々と1000キロカロリー、やりました。

ま、これ、身体が慣れてきたら、さらに増やしていく気持ちですね。

まあ、体力増強になっていますから、これはもう、ダイエット企画として考えるのではなく、自分なりの体力増強策として、

今後、ずっと維持していくつもりですね。

やっぱ、人間、最後は、体力がモノを言う感じですからねー。


さて、その時、僕は区民プールあがりで、立教大出身のクリエイター、芦川ユミちゃん(27)といつものカフェでお茶してました。

「今週は平日は雨ばかり・・・と言うことで、結局、いつもの区民プールになっちゃいましたね、夏の最後の海水浴・・・」

と、ユミちゃんが言葉にしています。

「しかも、僕に午前中、急に仕事が入って・・・区民プールは午後だけ・・・ちょっと悪かったなあ・・・」

と、僕。

「いいですよ・・・この仕事は仕事のオファーがあるだけ、しあわせなんですから・・・それにランチご馳走になっちゃったから、完全にチャラですよ」

と、ユミちゃん。

「蒙古タンメン、とっても美味しかった・・・わたし、辛いの苦手だと思ってたら、案外行けることが最近わかって・・・ちょっと嬉しいんです、この夏は」

と、ユミちゃん。

「そうだったんだ・・・ま、僕は夏は冷やし系の麺か辛さで汗をかいて暑さを吹き飛ばす系のどちらかをチョイスするから・・・今年は辛さが勝ったかな?」

と、僕。

「蒙古タンメン、美味しかったです、一度食べてみたかったの・・・」

と、嬉しそうに、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんと二人で海水浴行ってみたかったな・・・ま、来年行けばいいし、目当てはゆるちょさんの身体の雰囲気チェックと」

「わたしのセクシービキニの披露だったから、目的は達成しているけど・・・」

と、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんの裸の上半身見ていて思ったんですけど・・・体脂肪が普通に10%近くになってくると、男性の身体って普通にセクシーな身体になるんですね」

「ゆるちょさんの身体、筋肉も適度についていて、完全にスポーツマンのセクシーな身体って感じになってましたね」

と、ユミちゃん。

「まあ、サイクリストは上半身にあまり筋肉はいらないんだ。マッチョなサイクリストはいないからね。筋肉が錘になったら、困るし」

「そこは適度に仕上げる必要がある・・・ま、最低限の筋トレはしていたし、サイクリストとして週末走っていれば、適度な筋肉は普通につくさ・・・」

と、僕。

「今、ゆるちょさんは、体脂肪率はどれくらいなんですか?」

と、ユミちゃん。

「13%台ってところかな・・・まあ、12%を目指している感じだけど、最近は、あまり数字にこだわらなくなってきたね」

「身体の感じで「あ、ここの脂肪が燃えてくれた・・・無くなってる」とか毎日チェックしながら、楽しんでる感じだね、身体が変わっていく所を・・・」

と、僕。

「ユミちゃんだって、今日見たら・・・大きい胸はそのままで、身体だけ絞れているから、相対的に胸が大きくなった感じだったじゃん」

と、僕。

「明るい水色の地に赤い花ガラのビキニはなかなかセクシーだったし、ね・・・」

と、僕。

「へへー。結構、可愛かったでしょう?ま、たまにはサービスしないとゆるちょさん、誰かに取られそうだから・・・」

と、ユミちゃん。

「で、今、ユミちゃんは体脂肪率は、どんくらいなの?」

と、僕。

「わたしは、普段のゆるちょさんに合わせて16%にしていたから・・・今、14%ちょっとって感じです。ま、わたしは6%が目標だから」

「のんびりさんな感じですねー」

と、ユミちゃん。

「でも、ゆるちょさんのそのセクシーな身体見ていたら・・・男性ってちゃんと適正に鍛えて、体脂肪率を落とせば、普通にセクシーな黄金率な身体になるんだなーって」

「改めて思いました・・・っていうか、太っている男性が勿体無い気がしました。せっかくセクシーな大人の男性になれる条件があるのにって」

と、ユミちゃん。

「結局、美学なんですよねー、そのひとの・・・」

と、ユミちゃんはため息をつく。

「ゆるちょさんって、自分の人生に対する夢や美学をきっちり持っていて、それが揺るがないじゃないですか」

「体脂肪率を3%にすると決めたら、全力で毎日のライフスタイルまで変えて、日々全力を尽くす・・・それはゆるちょさんの圧倒的な美学が背後にあるから」

「徹底しているわけでしょう?」

と、ユミちゃん。

「ま、そういうことになるかな・・・だって、せっかく生まれてきたんだし、一度は体脂肪率3%の自分が見てみたいし、それをそのまま維持すれば」

「女性の目にも優しいことになるじゃん」

と、僕。

「そう。結局、ゆるちょさんは、女性の目のことまでちゃーんと考えてサービスしてくれる・・・そういうところがオトコマエなんですよ、ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「でも、巷のゆるちょさん世代の男性を見て下さいよ・・・山手線に乗ってる、ださい色のださいスーツ着た、ださいオヤジ共・・・」

「皆、毎日に汲々とするだけで、余裕なんてありはしない・・・小汚く太っているか、変に痩せているかしてて・・・セクシーさの欠片すらない・・・」

と、ユミちゃん。

「まあ、サラリーマンやってちゃ、そりゃ、しょうがないよ・・・彼らはマンションのローン返済に縛られ、妻と子供を養う為に24時間の絶対的な拘束を会社から」

「受けているんだから・・・毎日寝不足気味で、誰かの為に仕事を命じられ、顧客の前では笑顔での対応を要求され、毎日宿題を出され」

「毎日高いクオリティーの仕事を求められる・・・しかも低収入でだ・・・サービス残業当たり前・・・僕だったら、モチベーションは全く上がらない雇用条件だね」

と、僕。

「だから、脱サラしたんですよね、ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「そ。だいたい大学卒業時に僕自身、サラリーマンに全く向いていないのはわかっていたから、その時に脱サラも決めたし、脱サラが成功するまで」

「自分を縛る縄を絶対に身につけないように決めた・・・だから、結婚もしなかったし、結婚につながる本格的な恋もしなかった」

「・・・結果的に、女性に恋されまくったけどね・・・それは笑ったけどさ」

と、僕。

「未婚の女性とは「一夜の恋」・・・既婚の女性から「大人の恋」をたくさんされたんでしたよね・・・ゆるちょさんは」

と、ユミちゃん。

「そ。特に既婚の女性からの「大人の恋」・・・それは究極のプラトニック・ラブだ・・・だけど、それは自分に自信のある美しくて仕事も人の何倍も出来る」

「素敵な女性が・・・女性の方から動いてきて・・・「おはようございます、ゆるちょさん」と笑顔で僕に挨拶するところから始まる・・・」

「それは毎回、同じパターンだったよ・・・」

と、僕。

「でも、それ、その女性達の気持ちわかるな・・・だって、ゆるちょさんが「大人の恋」をされるようになったのは、そのキラキラお目目の「光るの君の目」を」

「サイクリストになった事で備えてから・・・でしょう?」

と、ユミちゃん。

「そういうことだね・・・「光るの君の目」は女性を恋に落とすマジックアイテムだから、仕方ないのかもしれないけど・・・」

と、僕。

「わたしも男性を恋に落とす「光るの姫の目」は持っていますよ・・・ゆるちょさんは、恋に落ちてくれないけど・・・」

と、ユミちゃん。

「だって、ソフィーいるし・・・そのからくりを知る男性や女性は恋に落ちないようにも出来るし・・・」

と、僕。口を尖らせている。

「まあ、いいですけどね。わたしからすれば、ゆるちょさんとの距離感は、今が一番いいかな・・・わたしはゆるちょさんの生き方が好きだから、こうして一緒にいるだけで」

「・・・「光るの君の目」の効果ばかりじゃないんです、わたしは」

と、ユミちゃん。

「だって、ゆるちょさんは、今の毎日の体脂肪燃焼をサイクリストとしての日々の体力トレーニングとして位置づけるんでしょう?これから」

と、ユミちゃん。

「そ。今まで僕のサイクリストとしての体力トレーニングは、平日の筋トレと週末のロングトレーニングしかなかったんだけど、体脂肪燃焼を始めてから」

「確実に体力が増進していることがわかって・・・まあ、サイクリストとしてのホットシーズンは4月からツール・ド・フランスが終わる7月までだから」

「今の時期は、サイクリストとしては、ダウンの時期なんだ・・・だけど、この日々の体力トレーニングを来シーズンの為の体力増進用に使おうと思っていて」

「・・・来年の3月まで粛々と続けることにしたんだ」

と、僕。

「しかも・・・体と相談しながら、1000キロカロリーを2000、3000と進化させる事に決めてるんですよね?」

と、ユミちゃん。

「そうなんだ・・・結局、毎日体力トレーニングが出来るなら、サイクリストとしての体力の増強につながるなら、日々成長していく必要があるからね」

と、僕。

「つまり、もう、体脂肪率うんぬん・・・ではなく、普通に毎日の体力トレーニングとして位置づけると・・・そういうことですよね?」

と、ユミちゃん。

「そ。だから、3%になったら、なったで、維持モードに入ればいいんだけど、体力増強は進めていく・・・そういう話だね・・・」

と、僕。

「だってさ・・・毎日、3000キロカロリーとか消費出来る身体になれたら、それは素敵な事だよ・・・体脂肪率を落とさず、それが出来るような」

「運用を見つければいいわけだし・・・それでその日の自分の体調もわかるわけだしさ・・・「あ、今日はちょっと気分が乗らないから、風邪ひきそうなのかな?」とか」

「そのトレーニングの気合乗りの具合で、自分の今の状況がリトマス試験紙的に的確にわかったら、それは素敵な事じゃん」

と、僕。

「確かに・・・でも、体力増強っていうか、スポーツを自分のライフスタイルに取り込めている男性って、かっこいいですよね、生き方が・・・」

と、ユミちゃん。

「サラリーマンの男性には、絶対に無理でしょう?そんなライフスタイル・・・それに、ゆるちょさん前言ってたけど、男性も女性も恋が出来なくなったら」

「すぐに死んじゃうんでしょ?外見がドンドン劣化して・・・」

と、ユミちゃん。

「そう・・・この世界のシステム管理者は、恋の出来る個体にのみ、DNA改良のお仕事をオファーする。そして、DNAの改良の仕事が出来ない」

「つまり、異性が自分を視界にいれてくれなくなった個体は男性も女性も「緩慢な死のスイッチ」を押されて、一気に外見が劣化する」

「まずは、肌がくすみ、目にちからが無くなり、ほうれい線が目立つようになり、しみ、しわなどが肌にトラブルを起こし・・・死に一直線さ」

と、僕。

「なにしろ、異性が視界にいれないってことは・・・異性が目から発する「ハッピーエナジー」を永久に貰えなくなるってことだからね」

「「ハッピーエナジー」を貰えないと、自己治癒力と免疫能力が極端に低下することになる・・・これが病気の原因になるんだ」

と、僕。

「男性も女性も40歳くらいから癌年齢と言われていますけど・・・それも関係していると、ゆるちょさんは考えているんですか?」

と、ユミちゃん。

「ああ・・・僕は幸いな事に30歳前後で「八百比丘尼化」しているから、外見を若く保つことが出来るし、脳年齢も若いままだ」

「しかし、「八百比丘尼化」どころか、異性に視界にいれられなくなって外見が劣化する男女は40歳くらいから、圧倒的に増えてくる」

「・・・となれば、免疫能力も自己治癒力も低い状態が、その状況を誘発していると考える事もできる・・・ま、臨床的な症例確認は必須だけど」

「「ハッピーエナジー」の有無は絶対に関係しているはずだよ・・・」

と、僕。

「・・・と言うことは外見が劣化したオヤジやオバサンは早死する・・・そういう法則と言うことですか?ゆるちょさん」

と、ユミちゃん。

「ま、そういうことになるね・・・特に40代はどういう外見を備えているかで・・・その後の人生は大きく変わると思う」

と、僕。

「外見的に美しくしていて・・・体脂肪率も低くしているスポーツマンの男性と女性は長生き出来て・・・それ以外は早死に・・・」

「その法則って、怖いですね・・・」

と、ユミちゃん。

「・・・だから、八百比丘尼は、長生きなんだよ・・・それが結論かな、僕的な」

と、僕は言って、笑顔になった。


ユミちゃんは真剣な表情で僕を見つめていた。


(おしまい)


さて、今日は火曜日、今週はどんな週になるのでしょうか。

とか、いいながら、逝く夏をのんびり眺めていたいですね。

しっかりと充実した仕事をしながら。


そいで、夕方から飲みですね。


一日楽しんでいきましょう!


ではでは。