「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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すごいオトコには、素敵なオトコマエの「知恵者」のいい女が嫁に行く!「持統天皇」さん!

2014年08月27日 | 初見の方、見て下さい!ブログ構成!


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察(女性編)」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日は実質的に政務を見た最初の女性天皇と言われる「持統天皇」さんを見ていこう」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「持統天皇さんと言えば、何と言っても「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山」の歌だよね・・・」

「この女性はそういう風景からビビットに季節を感じられる・・・そういう美意識的感覚を持っていたんだろうね・・・」

と、タケルは言葉にする。

「季節感を大事にしていた・・・と言えば、持統天皇さんと言えば、タケルさんも好きな柿本人麻呂を重用したのも、持統天皇さんでしたね」

と、レイカ。

「柿本人麻呂の非凡な能力を見ぬいただけでも、彼女の美意識の高さはわかるよ・・・さらに言えば天皇神格化作業を彼にやらせているわけだから」

「政治と言うモノをよくわかっていた女性と言ってもいいだろうね」

と、タケル。

「持統天皇の父親は天智天皇・・・その父の大事な跡取り息子の大友皇子と夫である天武天皇とを天秤にかけ、天武天皇を積極的に支持し」

「壬申の乱の時も天武天皇と行動を共にし、共同謀議すら、した・・・言わば、日本の歴史に時々現れる女傑系の女性なんだよね、この女性は」

と、タケル。

「持統天皇から見れば、大友皇子は、実の弟に当たるんですものね・・・それだけ、天武天皇が人間として、男性として傑出した能力を有していたと考えた方が」

「いいでしょうね・・・天武天皇も、自分の娘を4人も与えていることから・・・天武天皇の年齢がどこにも記録されていないのと合わせて」

「わたしは血のつながりが無いからこそ、天智天皇は傑出した能力を有していた天武天皇を自分に有利な位置に置いておきたくて・・・そういう行為に出たと」

「考える方が自然ですね」

と、レイカ。

「僕も天智天皇と天武天皇に兄弟としての血のつながりは無いと思う。血のつながりがあれば、何も自分の娘を4人も天武天皇に与えたりはしないさ。一人で十分だろう」

と、タケル。

「ただし、天武天皇が天皇家の血を引く人間であった事は確かだろうね・・・でないと天皇にはなれないからね・・・天皇家の血筋を引く傑出した能力を持つ男性だった」

「確か長槍使いだったのも、天武天皇だよね?」

と、タケル。

「ええ、「藤氏家伝」に見えるエピです。宴会で怒った大海人皇子が長槍を床に刺した。その行為に怒った天智天皇が大海人皇子を殺そうとした・・・そんな話です」

と、レイカ。

「なるほど・・・武人としても身体を鍛え抜いていた男らしいオトコだったんだろうね、天武天皇は」

と、タケル。

「天智天皇も天武天皇の人間性の大きさや頭の良さや豪胆さ、オトコマエさ加減など・・・帝王としての力量は認めていたからこそ、四人もの娘を与えたんでしょうね」

と、レイカ。

「その天武天皇に愛された持統天皇は、これまたオトコマエな女性だったろうね・・・でなければ、女帝として自ら天皇にはならないだろう」

と、タケル。

「そうですね・・・お互いの力量を認め合ったいたからこそ、お互い愛しあったし、壬申の乱の共同謀議すら、出来た・・・そういうことでしょうね」

と、レイカ。

「だって、壬申の乱の相手は持統天皇にすれば父、天智天皇の愛息なんだからね・・・下手すりゃ、持統天皇の元から天武天皇の意図が漏れたりする」

「・・・そういう可能性だって、無いとは言えないからね」

と、タケル。

「それだけ天武天皇と持統天皇は、お互い信じていたし、その絆は完璧だったと見ていいでしょうね」

と、レイカ。

「うん、そういうことだ」

と、タケル。


「とにかく、天武天皇を調べてみると、天皇家中興の祖と言ってもいいくらい天武天皇から始まった事って多いんだよね・・・もう、完全なる「絶対の知恵者」だ」

「だから、その天武天皇の素晴らしさを見抜いていた持統天皇も、完全に「知恵者」だった事が伺えるんだ」

と、タケル。

「「知恵者」のみが「知恵者」の素晴らしさを見抜ける・・・ですものね」

と、レイカ。

「そういうことだ・・・天武天皇の御代は大臣を一人もおかず決済はすべて天武天皇がやったらしい・・・それが出来ちゃうんだから、抜きん出た「絶対の知恵者」」

「だったんだね・・・」

と、タケル。

「同じ事をやろうとして、ダメダメだった後醍醐天皇を思い出しますね」

と、レイカ。

「ああ・・・比較相手が出来ちゃうから、歴史と言うのは、面白いんだ」

と、タケル。

「その「皇親政治」をやっていた天武天皇の政治を実質的に補佐していたのも、持統天皇らしい・・・ま、壬申の乱に勝利した天武天皇には強烈なカリスマ性が」

「あったし、とにかく、今の日本の大部分の基礎的なところを天武天皇が創りだしたとも言われているんだから、それこそ、毎日の仕事量は膨大だったろう」

「それを毎秒補佐していた持統天皇なんだから、その時に、政治のトレーニングになったろうね。先生は夫自らやってくれるんだから、ガンガン成長したんじゃないのかな」

「持統天皇は・・・日本の統治者として、ね・・・」

と、タケル。

「なるほど・・・逆にそれがあったから、持統天皇は、自分が天皇になることを快諾したんでしょう。それに天武天皇の孫、軽皇子を文武天皇とした時も」

「持統天皇は引き続き、天皇を補佐し、政治を行ったそうですから・・・政治家としても女性としてもオトコマエな人間性の大きい、仕事の出来る女性だったんでしょうね」

と、レイカ。

「持統天皇は、元々は天武天皇の死去後、自分の息子である草壁皇子を次期天皇にしようと画策していたんだ。もちろん、そこには天武天皇の同意もあっただろう」

「681年に天武天皇は、持統天皇に補佐されながら、皇太子をその草壁皇子にすると発表するんだね。この後、685年頃、天武天皇が病気がちになると」

「持統天皇と草壁皇子が共同で政務を取るようになっている。要はそこまでは順調だったんだ」

と、タケル。

「しかし、686年の9月・・・天武天皇は死にますが、その年の10月、持統天皇の子ではない、天武天皇が別の女性に生ませた大津皇子の謀反が発覚」

「・・・大津皇子はあえなく自殺しています・・・わたしはこれは持統天皇の謀略と見ます・・・」

と、レイカ。

「壬申の乱程の謀略を成功させたうちの一人、持統天皇だ・・・それくらいの謀略は朝飯前だったろうね」

と、タケル。

「このエピを見ると、わたし女性として妄想しちゃうんです。もしかしたら、壬申の乱そのものも・・・持統天皇の謀略だったんじゃないかって」

「挙兵するか悩む天武天皇に発破をかけたのは、どう見ても持統天皇じゃないかって・・・」

「「あなた、今立ち上がらなかったら一生天皇になれないのよ。今こそ立ち上がる時よ」・・・と、持統天皇が天武天皇に発破をかけたからこそ、壬申の乱が起こった」

「・・・わたしは一女性として、そう見たいです」

と、レイカ。

「もし、そうだとしたら・・・さらに、すごい女性だって事になる・・・面白いねー」

と、タケル。

「でも、この後、その大事な持統天皇の息子、草壁皇子なんですが・・・689年の4月に若くして亡くなってしまうんですね。天武天皇の死から、まだ、3年目でした」

「その次の代の天皇に、持統天皇が望んでいたのは、天武天皇の孫、軽皇子・・・当時、まだ、7歳・・・というので、やむなく持統天皇が自ら即位するんです」

と、レイカ。

「持統天皇は、天武天皇の執務を補佐していたし、草壁皇子とも補佐した経験があるからこそ・・・自分が天皇をやらなきゃ、誰がやるんだ・・・と言う気持ちに」

「なっていたんだろうね。だって、前例がないんだぜ・・・それを突破するチカラは並大抵じゃないよ。「いよっ、オトコマエ!」って所だね、完全に」

と、タケル。

「ほんと、オトコマエな「知恵者」だったんでしょうね、持統天皇は」

と、レイカ。

「持統天皇の政治は天武天皇の政治の継承が主なテーマになりました。その2大の柱は「飛鳥浄御原令の制定と藤原京の造営」で、どちらも天武天皇が」

「実現を熱望していた政策と言われています」

と、レイカ。

「法律の制定と都の造営か・・・天皇でなければ、出来ない仕事だね」

と、タケル。

「まるで、男性並みの精神的タフさ、ですね・・・謀略すら、可能とするオトコマエな「知恵者」・・・すごい女性政治家がいたんですね、古代には・・・」

と、レイカは感心するように言った。

「いや、天武天皇と言う政治の巨人がいたからこそ、教育された女性政治家だったのかもしれない」

「・・・やっぱ、すごいオトコには、素敵なオトコマエのいい女の「知恵者」が嫁に行くものさ」

と、タケルは結論的に言った。

「それは確かだと思います・・・いい結論ですよ」

と、レイカも笑顔で言った。


「さ、結論も出たし、仕事はこれくらいにして、飲み行こうか、オトコマエな「知恵者」のレイカちゃん」

と、笑顔で立ち上がるタケルでした。

「はい。もちろん、お供しますわ」

とレイカは立ち上がり、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


巷にも「知識者」の女性、「知恵者」の女性がいろいろいますよね。

「知恵者」の女性って、頭の回転が速くて常にコロコロ笑っているから、僕も大好きですね。

人生大切なことは、どこまでも「知恵者」であることです。

そういう女性達と楽しく生きていきたいですね。


ではでは。

8月27日 女性を笑顔に出来る、「7 years old Princess の法則!」(彼女を見つけろ!)

2014年08月27日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

8月も27日になってしまいました。

学生の頃は、こういう日にちになるとせつなかったのを思い出しますね。

夏休みも、もう終り・・・なんだか、楽しかった事も忘れて、ちょっと憂鬱な気分になったり、

骨折して、3ヶ月入院なんてことになったら、いいのになあ・・・なんて考えたり・・・そんなアホな事、思い出しますね(笑)。


さて、「昨日の体脂肪燃焼」ですが、粛々と1000キロカロリー、燃やしまして、

もう、このあたりは、毎日の体力増強策的に捉えていますねー。

でも、いいのは、毎日ぐっすり眠れること・・・ほんと、ぐっすりです。

僕の贅沢はなんといっても、身体が欲しがるだけ眠ってあげることなので・・・毎日10時間は眠ってるなあ。

やっぱ、身体が疲れるってことは、大事なんですね。毎日の生活にとって・・・。


さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)と辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くん(24)とで飲んでいました。

「ゆるちょさんに教えて欲しいんですけど、日々成長するために心がけていることって、何ですか?」

と、池澤くん。

「池澤・・・割りとざっくりした質問だな、それ」

と、貴島くん。

「そうだな・・・心がけている事ね・・・それって、あれかな、やっぱり」

と、僕。

「あれ?ですか」

と、ユキちゃん。

「そう。あれ・・・他人が出来る事をやるんじゃなくて、他人が出来ない事を出来る人間になれ・・・って事かな?」

と、僕。

「えーと、それって、具体的に言うと・・・どういう事になります?ゆるちょさん」

と、池澤くん。

「例えば、僕の元友人にガンプラの収集家がいた・・・結構な数のガンプラを買って、自分で作って、ガラスケースに保存して満足していたけど」

「それって、要は誰にでも出来る事なんだよ・・・お金を出してガンプラさえ買えば・・・あとは作るのなんて簡単。最近のガンプラはすでに色も付いているし」

「思った以上に簡単に出来るんだ・・・だから、僕的に見たら、時間の使い方的に価値の無いモノ・・・と言うことになるんだ」

と、僕。

「それは人生の時間の使い方としては、無駄だった・・・そういうことですか?」

と、池澤くん。

「ま、僕的には、ね・・・」

と、僕。

「わたし、その考えって、すごく共感するんですよね・・・っていうか、わたし、以前経験があるんですけど、デートの時に映画に誘う男性が嫌いなんです」

と、辛辣姫。

「多岐川は、映画評論家嫌いで有名だもんな・・・丸岡いずみさんの旦那が超嫌いなんだよな?多岐川って」

と、貴島くんが面白がって言う。

「ああいう男性が一番キライなタイプ・・・よく言えばいい大人の癖して夢見がち・・・悪く言えば、抽象的な思考しか出来なくて、具体的な思考が出来ない」

「・・・男性的力強さが足りなくて女性を満足させる事の出来ないタイプです」

と、辛辣姫は少しお冠。

「だって、デートに映画をチョイスするなんて・・・それ学生の発想でしょ?」

「社会に出たら、もっと違う発想が出来ないと・・・学生時代から一切成長していない証じゃないですか」

と、ユキちゃん。

「さらに言えば、ああいう男性って学生時代、勉強しか出来ない、完全にマザコンタイプ・・・お母さんにべったりの男性だし」

「・・・気持ち悪いったらありはしないわ・・・」

と、ユキちゃん。

「だから、上から目線で、「この映画はオススメ。監督は誰々で、こういう系の話で、僕からすると星4つってところかな」とか言い出す奴・・・」

「そんないらない情報、いちいち上から目線で押し付けてこないでって感じ・・・ほんと感じ悪いのよね」

と、ユキちゃん。

「なんか、過去にあったすか、ユキさん・・・珍しくすごい剣幕・・・」

と、池澤くんが驚いている。

「ユキちゃんは過去あった出来事に今、怒れるからこそ、辛辣姫と呼ばれているのさ」

と、僕。

「でも、それわたしも経験あります。なんでああいう男性って偉そうに上から目線でいらない情報を押し付けてくるんでしょうね」

「で、だいたいそういう男性ってブサイクなデブか、貧相な痩せか・・・女性が大好きなカッコいい、スポーツマンタイプって皆無ですよね」

と、ミユウちゃん。

「ああいう男性って結局、自分に自信が無いのよ・・・自信が無いから知識を誇ろうとする・・・でも、女性から見て、はっきりといらない知識だから」

「存在そのものがうざいのよ・・・ま、女性にモテない典型的な「知識者」の「俺偉い病」ね・・・だから、女性とのおしゃべりの方法すら、わからないのよ」

「そんな奴女性は皆見下しているのに、それすら、理解出来ない、単なるおバカさんだから」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・わたし達は関わりあいにならずに、無視して、見下していればいいんですね・・・おバカさんって」

と、ミユウちゃん。

「そうよ・・・そんな人間に関わることこそ、時間の無駄そのものだわ、女性にとって」

と、ユキちゃんは軽く言い抜いた。


「そこへ行くと・・・ゆるちょさんだったら、わたし達をどこへ連れて行ってくれます?デートの時に」

と、辛辣姫は笑顔で質問してくる。

「大人のデートの基本は、まず、その女性が行ったことのない未知の体験をさせてあげることじゃないかな。もちろん、自分はよく知っていて慣れている世界」

「まあ、だから、大人の女性向けのレストランとか大人の男性が多い「立ち飲み」とか、女性にとっての、未体験のゾーンに突入することが鍵かな」

と、僕。

「そういえば、ゆるちょさんって・・・いつも行った事の無い、大人の「立ち飲み」や大人の女性向けの隠れ家系のレストランとか」

「・・・ゆるちょさんは決まってそういう店に連れて行ってくれますね」

と、ユキちゃん。

「ま、そういう大人向けの店って、別の大人の女性に連れて行ってもらった場所の受け売り・・・な事が、僕の場合、1000%だけどね・・・」

「ただし、美しい大人の女性はこれまでも、いろいろな店に連れて行ってもらった中から、自分が一番感動した、素敵な店を僕にプレゼンしてくれるから」

「・・・そういう知恵を女性に貰うのさ・・・だって、美しい大人の女性は男子の大学だもん・・・そういう「からくり」さ・・・」

と、僕。

「素敵な大人の女性と、素敵な大人の男性にこそ、素敵な知恵は集まる・・・いつもの「素敵な知恵の集まる先」の法則ですね」

と、貴島くんが笑う。

「なるほど・・・そういうもんなんだ」

と、池澤くんはしきりに頷いている。

「わたしは、まだゆるちょさんと、デートはしてもらっていないけど・・・行った事の無い大人の立ち飲みとか皆さんとご一緒する機会が多いです、確かに」

と、ミユウちゃん。

「それって、さっきゆるちょさんが言っていた事と関係してくる感じですね」

「他人が出来る事はするな・・・自分にしか出来ない事をしろ・・・まさにそのデート方法もゆるちょさんオリジナルな感じですね」

と、貴島くん。

「まあ、そういう事かな?女性は何よりドキドキやワクワク感を一番感じたいはずだろ?だったら、それを提供すればいい」

「女性の楽しさがどこからやってくるかの「キモ」さえ掴んでおけば、出来る方法さ」

と、僕。

「だって、ユキちゃんが映画評論家を嫌うのも、映画なんて、ひとりでだってお金を出せばいける場所だからだしょ?」

と、僕。

「そうです。まさにその通り・・・それに映画って結局、作り物なんですよ・・・そりゃあ、学生時代は恋愛の仕方を学ぶ為にたくさんの映画を見ましたよ」

「でも、もうわたしも大人だし、恋愛の方法は実際に学んだから・・・そういう作り物で勉強する必要はない、むしろ、実地に学ぶ機会を持つ方が大事ですから」

と、辛辣姫。

「その気持ちわかります。わたし映画デートって、なんか時間の浪費に思えるんですよね」

「そういう時間があるんだったら、もっと好きな男性と目を見つめ合って、話していたいし、もっと話を聞いて欲しいって思っちゃうんです、わたし」

と、ミユウちゃん。

「だから、わたしは映画デートを提案してくる男性に限って、映画評論家ぶりたい、学生時代勉強しか出来なかった、女性を本当の意味で楽しませることの出来ない」

「上から目線のマザコンオトコだって、ある時、見抜いて・・・それ以来、映画評論家ぶりたいオトコは全員パスしているんです」

と、ユキちゃん。

「結局、女性って、選ぶオトコで価値が決まるじゃないですか・・・だから、わたし、映画評論家を旦那に選ぶような女性にはなりたくない・・・」

「だって、それって男性を見る目の無い女性だって、自分で言ってるようなモノだもの・・・」

と、辛辣姫は言い切った。

「さすが辛辣姫・・・でも、それって正解なのかもしれないね」

と、僕は言葉にする。

「結局、ゆるちょさんの論法で行くと、映画こそ、お金さえ出せれば皆、見れるモノ、触れられるモノですからね」

「それに大人になれば自己の価値観は作れているから、そもそも映画の評論なんて、大人の女性や男性にとって、いらない情報になりますね」

「だって、映画なんて・・・自分で面白いかどうか・・・だけじゃないですか、その価値って」

「実際、他人の価値観を押し付けられても、不快なだけだし、その人間がマザコンオトコだったりしたら、尚の事・・・男性として、信じられませんからね・・・」

「・・・そんな無駄な時間使っている人間は時間の使い方を知らない大バカ者・・・そういう評価になるんじゃないですか?ゆるちょさん的には」

と、貴島くん。

「ま、誰でも出来る事をやっても、それは価値にならないし、いらない情報なら、尚の事、価値にならないね」

と、僕。

「僕は皆にとって価値になることをチョイスして、実施している・・・そういう意識だよ、それは・・・」

と、僕。

「例えば、男女のデートでの会話について言えば・・・女性はだいたい好きな男性に褒めてもらいたいもんだよ」

「それも女性は褒めてもらいたい項目をちゃんとプレゼンしてくるもんだ・・・それはファッションでもそうだし、「今日こんな事があったの」って」

「プレゼンしてきた内容だって、褒めてもらいたい内容だったりすることが普通にある・・・それを見抜いて褒めてあげることも、男性のサービスとしては」

「とても重要な事になるんだよね」

と、僕。

「それを勘違いして、映画評論家の真似事をしている男性は、要はマザコンだから、母親に褒めて貰いたくて「この映画は・・・」ってやりだすんですよ」

「マザコンの男性は自分が褒めてもらいたいから、そういういらない情報を上から目線で押し付けてくるのよ・・・最悪でしょ、女性にとって」

と、辛辣姫。余程、過去に嫌なことがあったらしい・・・。

「ほんと・・・確かに過去の自分の経験を考えると・・・そういう経験ありますね。そういう男性って学生時代から、精神的に成長出来てないって事じゃないですか?」

と、ミユウちゃん。

「そ。ほんと、そうなのよ・・・マザコン学生のまんま、精神的に全然成長してないのよ・・・頭来ちゃうでしょ?」

と、ユキちゃん。

「それ・・・やばいっすね・・・僕も今の今まで・・・それが女性への最高のアピールになっていると勘違いしていました・・・完全にやばいな・・・」

と、池澤くんは、赤くなって頭を掻いている。

「池澤くんは、マザコンってタイプじゃないけど?」

と、ミユウちゃん。

「いや、俺としては、なんか、女性にいいところ見せたいって意識だけで・・・確かに学生時代のデートの気分が抜けてないのは、確かっすからねー」

と、池澤くん。

「ま、池澤は、この場でもう少し勉強しろ・・・お前、いっつも成長していない点をこの女性二人に指摘されてるカタチだぞ」

と、貴島くんがフォローしてくれる。

「面目ない・・・っていうか、すっげー勉強になります。なにを女性にしていいか、何を女性にしちゃいけないか、わかるから」

と、池澤くん。

「男性と女性の関係って・・・男性はどこまでもお父さんなんだよ、女性にとってはさ・・・やさしくしてくれるパパ、笑顔でいつも話を聞いてくれるパパ」

「そして、いつも自分の良いところを、ちゃんとわかっていて、笑顔で褒めてくれるパパ」

「・・・だから、男性は女性を扱う時は、「7歳の王女様」としゃべっているつもりで、対応すれば上手く行くんだ・・・」

と、僕。

「「7 years old Princessの法則」ですね・・・よくゆるちょさんが、僕らに言葉にしてくれる・・・」

と、貴島くん。

「そういうこと。お話を聞いてあげて、偉かった部分を具体的に褒めてあげて、笑顔を見せられれば・・・その男性の事を好きな女性は満足するもんさ」

「まあ、女性のおしゃべりは「山なし、オチなし、意味なし」な「やおい」な事が多いけど、決して「だから?」とか「で、何が言いたいわけ?」と聞いちゃダメ」

「女性は「しゃべる」と言うことにのみ価値を置いているだけだから、発散させてあげて、いい部分を褒めればいい。褒められる部分を普段から探しておくのもいいね」

と、僕。

「褒められる部分を普段から探しておくといい・・・か・・・ほんと、ゆるちょさんといると、すっげー、勉強になります」

と、池澤くん。いつの間にかメモしている。

「お前・・・「しあわせになる為のヒント・ノート」って・・・これ、お前作ったの?」

と、貴島くん。

「ええ・・・俺、割りと忘れやすいんで、このノートに書いておけば実践出来ますからね」

と、池澤くん。

「いすれにしても、女性の前じゃ、「俺偉い病」にならないことだ・・・そこだけは気をつけて」

と、僕。

「はい、俺、がんばるっす。絶対、彼女、見つけてみせるっすから」

と、池澤くんは、いつものように、ファイティングポーズを取った。

僕らはその光景を微笑ましく見つめていた。


(おしまい)


さ、のんびりと身体が欲しがるだけ眠って、今日も楽しい一日が始まります。

さあて、今日はどんな一日にしようか。

ま、楽しくて実りのある一日にしましょう。

今日は水曜日。ちょっとがんばれば、すぐに楽しい週末ですよ。


気合いれて、充実した仕事をしていきましょう!


ではでは。