「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

第四十回 軍配通信 「小田原の落日」

2014年10月12日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!


大河ドラマ「軍師官兵衛」感想  燃えよ戦国!軍配通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

さわやかな日曜日の午前中、9時過ぎには都内某所にあるカフェには恋人達が楽しい日曜日を過ごそうと大挙、集まってきます。


その中に、芦川ユミちゃんの事務所の先輩編集者の美人3人娘、日本女子大出身の美咲マキちゃん(30)と、白石アミちゃん(29)、

東洋英和女学院大学出身の東堂アイリちゃん(28)が3人で楽しそうにおしゃべりしながら、ノートパソコンで記事を作っています。

「御免御免・・・皆早いんだなあ」

と、そこへ僕が入っていきます。

「今週は週末も含めれば3連休だけど、明日は台風が来るから、家でのんびりする予定だから、今日を楽しもうと思って」

と、アミちゃん。

「いい時間を過ごしたいわよねー」

と、マキちゃん。

「この記事、とにかく楽しみましょう」

と、アイリちゃんも言葉にした。


「で、どれどれ・・・ゆるちょさん、下書きは書いてきたんでしょう」「どういう風に仕上げようか」「わたし的にはー」

と、楽しい日曜日は早速始まった・・・。


●目先の得だけを追うオトコ石田三成・・・そのやり方は豊臣家を崩壊させる手法ばかり!放った「負のエネルギー」は消える事なく、自身に集中するぞ!秀吉ももう終わった!そろそろ家康動き出すんじゃね?つーか、唐入りやったら豊臣家終了だろ!

「えー、では、大河ドラマ「軍師官兵衛」レビュー、第四十回軍配通信「小田原の落日」となります。どうぞ、よろしくお願い致します」

「と、ファンの方にまず挨拶するところから、始めよう・・・」

と、僕。

「今回の大河ドラマの総体としてのメッセージと言えば」

「「驕れる者は久しからず。世の流れと彼我の差をリアルに見抜けない人間は終わる。後北条家はその象徴!」と言う風にわたしは理解したわ」

「「俺偉い病」の人間は、彼我の差を見抜けず、ふしあわせスパイラルに陥ると言うことよ・・・」

と、マキちゃん。

「・・・今回、わたしは、このセリフに注目したの・・・」

と、アミちゃん。

「おねが言った「三成は、豊臣家の為に尽くす仕事をすればするほど、敵をつくる」と言うこのセリフ・・・世の中にも、そういう人間いるわよね」

「その人間について、一般化した言葉にしたいの。どうして、こういう人間は、仕事をすればするほど、敵をつくるのか?と言う事について・・・」

と、アミちゃん。

「僕はこの三成が考えたであろう「家康の江戸移封策」は、政治的に、完全な失敗作だと思っているんだ」

「三成にすれば、地元の三河から、切り離し、寒村に過ぎなかった江戸に移封することで、徳川家に膨大なエネルギーを使わせる事が出来」

「そのチカラを削ぐ事が出来ると言う「目先の得」的な目的があったんだろうけど、関東は元々歴史的にも武士の本場」

「それを知っていた家康は鎌倉幕府の正史と言っても良い「吾妻鏡」を師として、読み込んでいた人物だから、その人間を関東に移封したら、逆に膨大なエネルギーを」

「家康及び徳川家に与えたも同然。遠い昔、平清盛が源頼朝を伊豆に流した愚策と一緒さ・・・」

と、僕。

「江戸には多くの川が流れ、水運の地としても良好な場所。坂東太郎が流れ、海に面し、巨大な後背地と広い平野のある関東平野は」

「海運業こそ、商業の発展の元となった、あの時代、それこそ、日本第一の都を築くのにふさわしい場所だった・・・そこに家康を移封しちゃうんだから」

「石田三成には、ものを見る目がなかったと言えるわね」

と、アミちゃん。

「目先の得しか考えられない人物だったのね・・・それに、人を見る目が無いでしょう?だから、自然、猜疑心の塊になる・・・」

と、マキちゃん。

「わたし、大人の人間の定義として「他人の中身を見抜き、価値のある人物を評価出来、価値の無い人物を退ける事の出来る人間こそ、大人の人間だ」って」

「思っているんです。そういう意味で官兵衛は大人の人間だし、三成は子供だと思います」

と、アイリちゃん。

「それは言えるね・・・三成は人のキモを見抜く事が出来ずに、権力を振りかざし、他を威圧するだけの中身の無い人間だ・・・まるで「税金を搾取する地頭」だ」

と、僕。

「「泣く子と地頭には勝てぬ」ね・・・ううん、石田三成は、地頭にも劣らぬ、ダメオトコよ・・・」

と、アミちゃん。

「わたしが以前一緒に仕事したオトコで・・・確かに仕事は出来るオトコだったけど、なんでも自分に抱え込んで」

「その上司が「あいつは確かに仕事は人並み以上に出来るオトコだけど、全部仕事を抱え込むから、周囲が育たないんだ」」

「「ツールとしては利用出来るけど、コミュニティとしては、周囲の人間が育たないから、閉じたコミュニティなんだよな、あいつ。困ったもんだよ」

「「使えんのだ・・・だから、用が無くなったら、ポイ捨てだな」って言ってた風景を見たことがあって・・・」

と、マキちゃん。

「日本のコミュニティの最大の掟は、昔から「御恩と奉公」・・・お互いの相互作用、相互利用と「ありがとう」の感情のやりとりが成立して」

「初めて真っ当な人間関係と言えるのよ・・・マキの言ってる人間は、さしずめ「閉じた系人間」よね」

「「閉じた系人間」は、ゆるちょさんの言うところの「俺偉い病」そのもの・・・周囲との感情的なやりとりも無く、周囲に一方的に「負のエネルギー」を出す人間」

「・・・それは、周囲から確実に感情的に関係性を切られるあり方だから、孤立し、結果、シーンから消えていく人間だわ・・・」

と、アミちゃん。

「そっか。この日本では、周囲との暖かい感情のやりとりが不可欠と言う事?そのキモは「真心のある、誠意ある対応」と言う事かしら?」

と、マキちゃん。

「よく「誠意の無い対応だ」と批判される対象がいますよね、この日本では」

と、アイリちゃん。

「そうよ。石田三成の対応は、秀吉の「虎の威を借る狐」対応だから、権威を傘に着て・・・しかも、中身は人の中身を見抜けない子供だから」

「周囲を感情的に不快にする「負のエネルギー」を放つだけの単なる「嫌われ者」・・・「思考停止者」の「俺偉い病」になっているの・・・」

「この日本においては、「負のエネルギー」を放つ「思考停止者」の「俺偉い病」は、必ず滅びるわ・・・周囲の「負のエネルギー」が自身に集中するからね」

と、アミちゃん。

「石田三成は、能力的に官兵衛に劣るのに・・・自分は官兵衛より出来る人間だと、ただ「思いたい」だけの人間なのよ・・・」

「思いあがりも甚だしい、馬鹿よね。こういうバカって、サラリーマンの世界に多いと思わない?あと、教師とか・・・」

「守られたコミュニティにいる人間に多いわ、こういうバカ」

と、マキちゃん。

「なんで守られたコミュニティに多いのかしら・・・「思いあがりなバカ」・・・」

と、アイリちゃん。

「それは・・・そういう人間達が、シビアに結果を求められないコミュニティにいるからね」

「・・・わたし達みたいなフリーのクリエイターだと仕事を受ける度に結果をシビアに求められるじゃない?」

「だから、常に自身を磨いておく必要がある・・・他人を見る目を養い・・・どの人間についていくべきか・・・どの人間とは会話してはいけないか・・・」

「それすら見抜き・・・日々を生きる必要があるわ・・・毎秒戦いだもの、言ってみれば・・・」

と、アミちゃん。

「その世界に比べれば、サラリーマンとか、公務員とか、学生とか・・・毎秒結果を求められる場所じゃないじゃない・・・」

「「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」って言われてたでしょ?それが本質よ。彼らの職場の・・・彼らの生きるコミュニティの・・・」

と、アミちゃん。

「だから、自身を磨かなくてもただ存在していればいい・・・ドンドンダメになっていくコミュニティなのね。そういうコミュニティは・・・」

と、マキちゃん。

「「水は低きに流れやがてそれが溜まり腐っていく」・・・これが日本の「閉じた系コミュニティ」の末路なの。鎌倉幕府しかり、室町幕府しかり」

「江戸幕府しかり・・・そして、豊臣政権もそうじゃない・・・原因は、「閉じた系コミュニティ」はいつしか「思考停止者」の「俺偉い病」の人間ばかりになって」

「人間性の小さい、弱い人間ばかりになって・・・「負のエネルギー」を吐きまくるから、誰からも相手にされず、孤立化し、消えるのよ」

と、アミちゃん。

「それがサラリーマン、公務員、学生コミュニティの本質ってこと?」

と、アイリちゃん。

「「おんぶに抱っこ」・・・それがサラリーマン、公務員、学生の本質じゃない・・・ただのクズの塊よ。あんなの。絶対に結婚しちゃいけない相手だわ」

「だいたい、そういう男性、イメージしてごらんなさいよ・・・ひ弱で人間的にも小さくて・・・いつもブツブツ愚痴っているイメージなあい?」

「それにだいたい、服装からして、ダサいオトコばかりじゃない・・・おしゃれな存在の真逆の存在よ。その点でも男性失格よ、絶対相手にしちゃいけない存在」

と、マキちゃん。

「だって、そう思わない?わたし・・・実家の近くに小学校があるんだけど、たまに実家に帰った時に散歩とかすると」

「・・・校庭で体育の授業している風景とか見るんだけど、女性教師も、男性教師も、魅力が無いの。ダサいおばちゃんとダサいおっさんしかいないのよ・・・」

「「ひどい職場環境だなあ」って思って見てる・・・それに比べれば、事務所所属のフリーのクリエイターの女性も男性もちゃんとおしゃれしているし」

「競い合っておしゃれしているけど、センスが良くて、華美になりすぎない抑制のきいたおしゃれをしているでしょ?」

「大人って、それが出来ていないといけないと思うし・・・公務員の服装を見ていると、腐ってるなって思う、普通に・・・」

と、マキちゃん。

「なるほど・・・その腐った公務員の服装が「思考停止者」の吐く「負のエネルギー」と化していると・・・マキちゃんは見るわけだ」

と、僕。

「そうよ・・・完全に「負のエネルギー」と化している。っていうか、全身そうだわ。顔も体型も完全に「負のエネルギー」・・・羞悪なおばさんとおっさんだもの」

と、マキちゃん。

「わたしもきらーい、羞悪なおばさんと、おっさーん」

と、アミちゃん。

「生きてる価値ないと思います。羞悪なおばさんも、おっさんも」

と、アイリちゃん。

「だって、全身「負のエネルギー」でしょ?服装も外見も・・・それはふしあわせスパイラル一直線で、孤立して、死んでいくだけじゃない・・・」

と、アミちゃん。

「オタクのガキも全身「負のエネルギー」よね。「知識」を増やす事しか出来ない・・・勉強しか出来ないバカは、死ねばいいのよ」

「女性に蛇蝎の如く嫌われているんだから・・・」

と、アミちゃん。

「わたし、不思議なんだけど・・・なんてオタクとか、あと、「真面目バカ」とかって、学生時代の価値観と社会の価値観が違うって事に気づかないのかしら?」

「あれ、ほんとに不思議よね・・・」

と、マキちゃん。

「学生時代は、低能バカ教師の価値観が押し付けられているのよ。「勉強が出来て、教師の言うことをよく聞く真面目な子がいい」」

「・・・これ教師側に都合のいい生徒ってだけじゃない・・・クズな価値観よ、こんなもの。吐き気がするくらい、ださいババアと口臭いオヤジの価値観だもの」

と、アミちゃん。

「それに唯々諾々と従ってた自分の無い学生が・・・社会に出ても、自分が無くて・・・ただ、会社や学校や市役所や・・・職場との行き帰りしか出来ない」

「酒もタバコもやらない・・・真面目なだけが取り柄の・・・そんなの取り柄じゃないけど・・・「自分なし人間」になっていくのね・・・」

と、アイリちゃん。

「その人間がこの日本人カーストでは、最低辺にいる人間になるわね・・・「自分なし人間」・・・」

と、アミちゃん。

「だいたい、サラリーマンってだけでも退屈なオトコが出来るのに、酒もタバコもやらない「自分なし人間」なんて・・・そんな人間が結婚出来る事すら、信じられないわ」

と、アミちゃん。

「それだけ、安定を取るオンナが多いって事じゃない?退屈なオトコと結婚するオンナの気持ちがよくわからないけど・・・」

と、マキちゃん。

「そのオンナも、「自分なし人間」なのよ。ただ食べて寝て排泄してテレビ見て生きているだけの・・・」

と、アミちゃん。

「いやだ・・・そんなオンナ・・・もう、考えたくない・・・三成に話を戻しましょうよ」

と、アイリちゃん。

「そうね・・・結局、三成は、人を見る目すら、無いガキなのよ・・・能力の無いオトコなの・・・まさに「虎の威を借る狐」だから・・・」

「それが「思考停止者」の「俺偉い病」になってるから、ドンドン豊臣家に対する周囲の目は厳しくなるばかりで、ドンドン価値が目減りしているのが実情」

「秀吉もバカな子供である三成を重用しているんだから、こっちは耄碌したと考えればいいわ。もう、クズ確定」

「さらに言えば、偉くなりすぎて、「負のエネルギー」ばかり吐く人間は・・・しかも人の諫言を入れなくなった人間は、この日本では削除されるわ」

「・・・その人間が死んだ瞬間・・・そのコミュニティは・・・」

と、アミちゃん。

「あら・・・わたし、今思いついたけど、秀吉って、武家にして、太政大臣になった3人の人間の一人なのよね・・・平清盛、足利義満、豊臣秀吉・・・」

「当人が死んだら、当人が生前出しまくった「負のエネルギー」の反射が集中して、その家が日本中の敵と化し、完全に滅亡した点では、平家と豊臣家は一緒ね」

と、マキちゃん。

「そういう意味では、日本ではトップに立つのは、リスキーなんだよ。足利義満のように政治はやらないといけないんだ」

「皆に愛される、「知恵者」にして、コミュニティの司会役の出来るムードメーカーにならないといけない」

「ま、足利家で言えば、足利義教がそういう政治に失敗して、暗殺されているけどね・・・常に殺されるリスクがあるのが、日本のトップの権力者になるんだ」

と、僕。

「だって、豊臣家が滅びるのは、当然よ。生前、秀吉だけでなく、石田三成が率先して、「負のエネルギー」を周囲に放っていたのだから」

「庶民は、外部記憶装置だから、出された「負のエネルギー」は完全に記憶しているから、「エネルギー保存の法則」で、その「負のエネルギー」が」

「秀吉死後の豊臣家に集中したのよ・・・」

と、アミちゃん。

「関ヶ原の戦いで、一回、ガス抜きしたのにね」

と、僕。

「もちろん、あれで石田三成は自身が出しまくった「負のエネルギー」の反射の洗礼を受けたんだけど・・・秀吉の出した「負のエネルギー」がまだ庶民の記憶の中に」

「生きていたのよ・・・結局、「唐入り」と言う秀吉の命令が巨大な「負のエネルギー」と化していたのね・・・」

と、アミちゃん。

「それが関ヶ原後の豊臣家を滅ぼした・・・そういうことなのね・・・」

と、マキちゃん。

「ねえ、この日本のお約束として、「負のエネルギー」を吐きまくる人間はふしあわせになって、最後孤立して死んでいくことは石田三成のあり方でわかったけど」

「この日本で絶対的にしあわせになるには、どうしたらいいの?結局」

と、マキちゃん。

「この日本でしあわせになる為に大事な事は、存在自体が「ハッピーエナジー」と化すと言う事だね。まずは外見が「ハッピーエナジー」になっている事」

「具体的に言えば、「女性は体脂肪率10%以下のモデル並みのスポーツ美人になること」だし、「男性は体脂肪率7%以下のモデル並のスポーツイケメンになること」と」

「なるかな」

と、僕。

「ふふ・・・ほんと、わかりやすい程、具体的ー(笑)」

と、アミちゃん。

「でも、確かにそれなら、女性にとっても、男性にとっても、眼福になるから・・・「ハッピーエナジー」そのものになりますね」

と、アイリちゃん。

「そして、存在も周囲にとっての「ハッピーエナジー」にならないといけない。もちろん、他人の中身を見抜けなければならないし、それが出来て初めて大人と」

「言えるんじゃないかな・・・」

と、僕。

「あと、石田三成みたいな「閉じた系の人間」にはなってはいけないわ。コミュニティの成長を促す「開いた系の人間」にならなければ」

「周囲と「いい感情」のやり合いが出来る人間にならないと・・・」

と、アミちゃん。

「それ「情けは人の為ならず」が出来る人間って事ね・・・これも大人の定義にならない?」

と、マキちゃん。

「自分の事で一杯一杯になる人間は子供・・・周囲皆の感情をよくする事を考える余裕を持ち、それを実行出来る人間こそ、大人・・・だと、わたしは思います」

と、アイリちゃん。

「うん。それは「コミュニティのムードメーカーが出来るデカイ人間性と強い人間性を併せ持ち、コミュニティの司会役が出来る大人の女性、及び男性」と定義したいね」

と、僕。

「逆に、「場の空気を読めない人間は、子供」って事ね」

と、アミちゃん。

「「俺偉い病」の人間は、空気を読まないから、無視するわよ」

と、マキちゃん。

「じゃあ、「俺偉い病」の人間も子供って事じゃない・・・」

と、アミちゃん。

「だったら、「逃げ込み者」も子供?」

と、アイリちゃん。

「「絶対しあわせ者」だけが、大人なのね・・・そうなると」

と、アミちゃん。

「で、話を戻すけど・・・「絶対しあわせ者」は外見も「ハッピーエナジー」化し」

「内面も・・・「コミュニティのムードメーカーが出来るデカイ人間性と強い人間性を併せ持ち、コミュニティの司会役が出来る大人のオトコマエの女性、及び男性」となる」

「大人化した女性及び男性・・・こそがコミュニティに対する「ハッピーエナジー」と化するから・・・しあわせになれる・・・と言う定義になるね」

と、僕。

「・・・って言う事は、人間のおしゃれも「ハッピーエナジー」化のひとつの方法論だから、すごく大事な事だって、なりますね」

と、アイリちゃん。

「ああ・・・おしゃれ一つ出来ない人間は、絶対にしあわせになれないよ・・・子供もしあわせになれない・・・子供のままでは、ね・・・」

「いくら、生まれてから何十年経っていても、ね・・・」

と、僕。

「秀吉は、生前「負のエネルギー」を吐きすぎた。石田三成も「負のエネルギー」を吐きまくるから、豊臣家を滅ぼす手助けをしている」

「・・・と言う事は家康はその「負のエネルギー」の存在を熟知していたから、その反射エネルギーに乗ったと言う事になりますね」

と、アイリちゃん。

「織田信長の元々のベクトル・・・日本を「和を以て貴しとなす」の出来る国にする・・・を秀吉は理解出来ていなかった」

「・・・勝手にスペインの絶対王フェリペ2世をライバル視して、対外戦争を始めちゃうんだもの・・・秀吉がいる限り、戦争は永遠に終わらなかったでしょう」

「それだけでも、日本人は眉をひそめるわ・・・」

と、アミちゃん。

「秀吉が、それこそ、小田原征伐後、の天下統一で留めておけば・・・そして、うまい政治安定システムを創りだしておけば、豊臣家は長く続いたかもしれないわ」

「・・・でも、淀殿は政治のわからないただのワガママバカおんなだし、その周囲にも人材がいなかった・・・だから、豊臣家は滅びたとも言えるわ」

「淀殿がそれこそ、前田利家の女房、松程の知恵者だったら・・・奈良あたりに数万石の豊臣家が残っていたかもしれないのに・・・」

と、アミちゃん。

「でも、今回の「小田原の落日」・・・ステレオタイプな小田原征伐だったわよね。「坂東武者のチカラを見せてやるー!」って意気上がるシーンと」

「海から見る包囲された小田原城、小田原評定に、秀吉の一夜城に驚く北条氏政、・・・で結局、官兵衛の説得に、落とされる氏政・・・もう、完全にステレオタイプ」

と、マキちゃん。

「ほんと、お約束のみで構成されたシーンだったわね・・・ま、仕方ないか、もう、10月だもん」

と、アミちゃん。

「初回に出てきたから、もう少しクライマックス感があるのかと思いましたけど・・・割りとざっくりな作りでしたね」

と、アイリちゃん。

「うん。ま、僕的には、秀吉の金の衣装とか、金のカブトとか見れて満足かな。あと、官兵衛の元に「吾妻鑑」が北条家から贈られていたのは、初めて知ったから」

「それは重要だったよ・・・」

と、僕。

「吾妻鏡は、もちろん、後北条家が持っていないといけない必須アイテムですもんね・・・」

と、アミちゃん。

「ま、源氏は3代で滅び・・・あとは北条得宗家の政治だったからね・・・鎌倉時代は・・・」

と、僕。

「そういえば、大河ドラマ「風林火山」の時、関東管領の上杉の殿様が「あれは伊勢じゃ、伊勢と呼べ。北条などではないわ・・・」としきりに言ってたの」

「覚えてるわ・・・」

と、マキちゃん。

「あー、あったわね。色っぽーい風魔のオンナ忍者が一瞬登場する回でしょ?そ、「河越夜戦」の回!」

と、アミちゃん、笑顔で叫ぶ!

「そ。あの回、よかったのよー。裏切り者がそれでも、役割だけは果たして、死んでいくの・・・やっぱり、オトコはああでなくっちゃー」

と、マキちゃん。

「ああいうのが、しびれるのよねー。ああいう武者魂を持った男性って現代にいないわよね・・・」

と、アイリちゃん。

「まあ、いいわ・・・でも、ちょっとステレオタイプ過ぎたわね・・・今回」

と、アミちゃん。

「石田三成が官兵衛を露骨に排除しだしましたね、今回」

と、アイリちゃん。

「頭悪い癖に・・・政治家としても失格よね、石田三成」

と、マキちゃん。

「秀吉も三成も「思考停止者」の「俺偉い病」と化しているもの・・・「負のエネルギー」吐きまくりで、豊臣家をドンドンスパイルしている」

「「負のエネルギー」をドンドン外部記憶装置に溜め込んでいるから・・・もう、日本のトップとしては大失格なんだけどね・・・」

と、アミちゃん。

「石田三成って、目先の勝ちにしか、興味がないような、小物なのよね、要は・・・」

と、マキちゃん。

「そうよ、目先の得ばかり、追いかけてる、ださいサラリーマンオヤジそのものよ、あいつ・・・」

と、アミちゃん。

「官僚にも、いそうだわ・・・そういうタイプ」

と、アイリちゃん。

「そういう意味じゃあ、三成も小物のステレオタイプって事で表現されたのかもね、今回」

と、僕。

「ステレオタイプ出まくりの今回って事?うーん、なんだか、頭が痛くなってきた・・・」

と、マキちゃん。

「しょうがないわよ・・・本編は、もうクランクアップしちゃったんだし」

「・・・このあたりから、毎回、はなしがザックリになってくるのが、大河ドラマのお約束でもあるもの」

と、アミちゃん。

「でも、大名の奥さんを大阪に集めると言う手を考えたのは三成だったのね。姑息・・・なんか小物の考える事なのよね、すべてが」

「小賢しいっていうか、オトコとしてまったく魅力がない・・・」

と、マキちゃん。

「それが・・・関ヶ原前の細川ガラシャの悲劇につながるのね・・・」

と、アイリちゃん。

「なんか、ほんと、石田三成が真剣に嫌いになってきた・・・」

と、マキちゃん。

「「思考停止者」の「俺偉い病」ですもの・・・女性に蛇蝎の如く嫌われて当然よ・・・」

と、アミちゃん。

「ねーえ、今回、石田三成の忍城攻略失敗がセリフでちらっと出てきたけどさ・・・あれって、あれ?」

「ほら、日本もこの間の東日本大震災の時、バカが首相やってたから、一瞬何もかも動かなくなった事あったじゃない」

「あいつの為に仕事したくないって皆意識的にサボタージュした時・・・あれと同じで、石田三成が戦場に出たから、部下が皆、意識的にサボタージュして」

「忍城攻略がならなかったんじゃないの?」

と、マキちゃん。

「だって、「思考停止者」の「俺偉い病」がコミュニティのトップになったら、配下は弛緩して、動かなくなって」

「そのコミュニティは、最終的に消えるんでしょ?実際、そうなったじゃない・・・関ヶ原の西軍、ほとんど動かなかったでしょ?」

「毛利だって動かなかったし、薩摩の島津勢も土佐の長宗我部だって動かなかった。そして挙句に、小早川秀秋の裏切り・・・」

「トップが「思考停止者」の「俺偉い病」で、しかも器が小さく、けつの穴が小さいオトコとくれば・・・敵になりこそすれ、誰が味方になるの?」

「大谷吉継は、余程のお人好しがバカ者だわ・・・家族も部下も路頭に迷わせちゃうんだもの、結果的に・・・」

と、マキちゃん。

「実際、大谷吉継はその程度の器量の人間だったのよ。だって大谷吉継って、そこでしか名前出て来ないじゃない」

「黒田長政や加藤清正、福島正則に比べれば小粒程の器量だったんじゃないの・・・」

と、アミちゃん。

「そうね・・・確かにそうかもしれないわね・・・」

と、マキちゃん。

「いずれにしろ、石田三成のような狐・・・絶対女性が相手にしてはいけないタイプのオトコって事ね・・・」

と、アイリちゃんが結論のように言葉にした。


「ま、そんなところかな、今回は・・・」

と、僕。

「さて、今回、豊臣秀長がご苦労さん的に描かれていて・・・豊臣秀長死去後、千利休の切腹があって・・・石田三成との対立も描かれそうですが、どうなることやら」

「官兵衛と石田三成との対立はどうなるか・・・秀吉の唐入りは本格的になりそうだし、豊臣家内部の対立も進みそうですけど・・・どう描きますかね」

「ま、話題は尽きない感じだけど、ま、そのあたり楽しみに、今週も大河ドラマ楽しんでいきましょう!ではでは」

と、僕。

「あら、もう終わり?」「はやー」「ほんと、ね」

と、マキちゃんとアミちゃんとアイリちゃんが言葉にした。


(おしまい)

今週の喜び

ここは一人称で書きましょうか。


石田三成と官兵衛の対立が決定的となり、秀吉は、もう、官兵衛の言葉を入れなくなりました・・・もう、秀吉も終わっちゃった感がありますね。

豊臣家内部での対立も少しずつ顕在化してますけど・・・、そのあたりがどう描かれるか、楽しみですね。


アミちゃんは、どんな感じ?


わたし的には、淀殿とねねの対立がどうなっていくか・・・それが楽しみですね。

ま、わざといやなオンナを演じてる淀殿役の女優さんがうまいなあって感じかしら。


マキはどう?


うーん、わたし的には今後の黒田長政の暗躍・・・関ヶ原への布石が気になるところかしら。家康にも傾倒していくみたいだし、

ある意味、それって正しい道でしょ?


アイリは?


うーんと、わたしが今の「軍師官兵衛」の世界でホッとするのは、糸姫のシーンだから、糸姫のエピがもっと増えるといいなあ。

なんかツンデレでしょ、彼女。

言ってる事は勇ましかったりするのに、中身は長政にデレデレで・・・いいな、糸姫。


なるほど、三人三様な視点があるんだね。それぞれ、面白そうだ。


ま、とにかく、好きな相手がみれる(嫌いな相手も出てくるけど)大河ドラマ・・・その演技合戦も含めて、皆で楽しんでいきましょう。

今回は、千利休さんのクライマックスになりそうですね。

ま、楽しみましょう。


ではでは。

今週のあれ、どうなん?
なんか、家康と官兵衛が話している後ろでニヤつく石田三成が気持ち悪かった・・・なんか、蛇みたいなイメージ?あるいは狐だよね、彼。

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