昨日のネットニュースで新所沢パルコの閉館を知る。
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今、屋上にはフットサルのコートがあるようだが、平成になったばかりの頃は屋上にゴルフスクールがあり、私はわざわざ1時間ほどかけて毎週日曜日の午前中にレッスンに通っていた。
今、考えると「大事な日曜の午前中になぜ?」と思うのだが、当時、ゴルフ好きの友人に感化され、自分はさほど好きでもないのにスクールに通い始めたのだ。
当時、友人たちはエアロビやお花等々、皆、何かしら習い事をしていたのだが、私は平日は残業もあり、ただただ何もせずに過ごしていた。
友人との会話で趣味の話の一つも出来ないのはなんだか楽しくない。ただ職場と家の往復では面白くないと思ったのだろう。さして好きでもないのに、「一緒にゴルフに行けたら面白いよ。」と言われてなんとなく始めたのだった。
ただ、いつまでたっても好きになれず、好きになれないから上達もしない。・・・・ただただ、「せっかく始めた習い事を辞めるのは惜しい」という思いだけで毎週グラブを持って新所沢まで通っていた。
コースも1度行ったのだが、朝早く起きて遠くのゴルフ場まで友人に送ってもらい、練習もそこそこしたはずなのに、飛距離はなく、更にコースアウトをし、何打も打って同行者に迷惑をかける。自分の実力不足が原因なのだが、天気は良かったはずなのに、楽しかった思い出もない。
レッスン自体は2年程通ったのだが、ゴルフに一緒に行った友人ともなんとなく疎遠になってしまったこともあり、結局ゴルフ熱は盛り上がらないままフェードアウトしてしまった。
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このニュースを知り、バブル時代のやや苦い思い出が蘇ってきた。