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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

偉大なショー 第12話

2019-10-03 20:56:24 | 偉大なショー 韓国ドラマ

大型商業施設(運営会社の名前をとってウッズモールと命名されている様子)の建設は既成事実としてどんどん進んでおり、それに対する手立てがない商店街メンバー。
(デハンも商店街メンバーから卵を投げつけられる始末だが、内輪もめしているだけでは解決にならないのだ。)
SNSに状況をアップしてみるも、ショッピングモールが出来るのを喜びこそすれ、「伝統市場を保護しすぎるのはやりすぎでは?」という意見がほとんどで、世論の後押しもない。

デハンもカン弁護士も「ウッズモールとの共存を目指す」という基本的な考え方は一緒だ。
(というか、この方法しかとるべき手法がないということか・・・)
ウッズモールと商店街の間にシャトルバスを走らせたり、お互いを行き来してくれる買い物客にはサービスしたりという話をウッズモールと話し合うしか商店街メンバーに生き残る道はない。(ただ、1キロ圏内という話を捨てて、商店街との同意を取らずとも建設を進められる道を取るウッズモール)

残された道がないデハンは、なぜ市長があのような態度に出たのか、自分の元補佐官と協力し探りを入れるのだ。カン議員と市長が密会していることを知り、低所得者住宅の建設も高校建設もとん挫させて、ショッピングモール建設が可能になるという筋道が最初から出来ていたことに気づくデハン。
市長、カン議員、そしてデハンが所属している党、建設会社・・・全部がなんらかの形でつながり、それぞれが自分たちの利権のために融通しあっていることに気づくデハン。

更には、14年前のデパートでのエレベーター落下事故がうやむやにされたのも、このメンバー達がかかわっての事と知り、驚くデハンとスヒョン。
当時、スヒョンの先輩である構成作家は、スヒョンの父親の告発により番組でこの事故を取り上げようとしたにも拘わらず、どこからか圧力がかかり番組を放送することが出来なかったことまで分かる。

「僕が補佐官だったころは、こんな汚いことまでしていなかったじゃないか!」
市長が多額の賄賂を受け取っていることを知り、詰め寄るデハンに「権力と金があってこそ政治が出来るんだ」という市長。。。

建設会社からの賄賂を児童養護施設に寄付し、更には手に入れた証拠品のUSBを検察に提出し、カン議員とデハンの政党の党首以外は皆拘束されて、大型商業施設問題は解決したかのように思えたのだが・・・・当然二人の議員は、デハンをつぶすべく動きだすのだ。

デハンの弱点はとんでもなく大きいもの。スキャンダルになったらどうやって火消しをするつもりなのか?現実にはこれをリカバリーする方法などないはず。そこはドラマ的な奇跡で乗り切るつもりなんだろうか?

*****

ちょっと前に見ていた重厚なドラマ@補佐官の題材を、かなり軽めにアレンジしたドラマのようになってきた。