私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

君の名前で僕を呼んで

2018-05-03 20:55:37 | 映画鑑賞
北イタリアの避暑地に、教授の父とと翻訳家の母と住む17歳の青年が、夏の間だけ父の手伝いをする大学院生と出会う。
青年の住む家の庭には、母が育てる沢山の果樹。夏の日差しは贅沢に降り注ぎ、たわわに実る果物は毎食テーブルに並べられる。
柔らかい光と果物の甘酸っぱい香りがスクリーンから溢れ出しそうで、青年と大学院生の思いをさらに甘酸っぱい物にしている。

戸惑いながらも思いを確かめ合う二人の様子を黙って見守る両親、青年の心変りに傷つきながらも、変わらぬ友人でいたいと握手を求める少女。周りは静かに二人を受け入れるが、夏は永遠には続かない。

夏のイタリアの光と音楽、そして甘い果実の香りに酔いそうになる。

大学院生はアメリカ人だ。彼が着るシャツにはポロのマークが見える。

スフィアン・スティーヴンスの歌声を聴き、サイモン&ガーファンクルを思い出す。