私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

2011-06-15 21:35:00 | たまに読んだ本
この本の書評(カスタマーレビューなど・・・)を読むと、いろいろな意見があるようだが、「客観的事実と統計で『デフレの正体』を論じるというのは、素人の私には非常に読みやすいものだった。
知識のない者が何を語ると言われるかもしれないが、何を言っているかわかるとうことは、素人の私にとっては非常に重要なことだ。


*****(以下 自分用のメモとして)*****

生産年齢人口減少局面においては、従業員を減らし、生産性を上げるという行動は経済成長に結びついていかない。

付加価値額/労働者数=労働生産性

労働生産性を上げるには
①付加価値額を上げるか
②労働者数を減らすか

の二通りあるが、簡単に取り組みやすいのは労働者数を減らすこと故、こちらに取り組むケース多し。
よって、生産性を上げるイコール労働者数を減らすと思っている人がいる。
(実際、私もそう思っていた。)
しかし、付加価値額は企業の利益に企業が事業で使ったコストの一部を指す額であり、企業が事業で使用するコストである人件費がどんどん少なくなれば、付加価値額はどんどん少なくなる。よって労働者数を減らしても、労働生産性は上がらず。
(言葉が適切かはどうかはわからないが、自分で自分の首を絞めるような状況に陥るケースが簡単に考えられるということ)




デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)