僕にとってトラウマティックな存在の
森田童子が、2018年に66歳で亡くなっていた。
謎多き森田童子…
学生運動の高まりとその失敗という
明確な時代背景とモチベーションを越えて
太宰治のように
若者の心の病理を巧妙に抉りだしているために
永遠に若者のトラウマであり続けるのだろう。
実際、森田童子という名前は
太宰治の作品に由来するという説があるくらいだ。
全楽曲の歌詞を一気読みしてみたんだが…
漆黒の黒曜石を欠いて作った
ナイフの雨が降り注ぎ
僕は、
血まみれになってしまった。