YUKI

言語、言語で表現できることすべて

土下座選挙の愚かしさ

2009-09-01 00:11:28 | Weblog
片山さつきの土下座を、
朝日新聞が写真入りで記事にしている。

片山さつきといえば、「東大文Ⅰ→法学部→大蔵省」
というキャリア中のキャリアなんだが…

人間、切羽詰まると、何でもやらかすもんなんですねぇ…

彼女が官僚であったときに
「公衆の面前で土下座する」ことになるといったら
どんな反応が返ってきたことでしょうか…SIGH

まさに人生、一寸先は闇!

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http://www.data-max.co.jp/2009/08/09_10.html
あす投開票 土下座選挙の愚かしさ 【09年衆院選】
[政治]2009年08月29日 08:44 更新

 政権交代をかけた選挙戦もいよいよ最終日を迎えた。
熾烈な戦いを繰り広げてきた各陣営は追い込みに懸命だ。
 
 選挙は最後の3日間で決まると言われるほど
この時期の踏ん張りが重要なのだが、案の定「土下座戦術」が増えはじめた。
「助けてください」「お願いします」こうした言葉や「土下座」は、
候補者自身の当選のために一票を下さいと言っていることになる。
しかし、国会議員の議席は政治家個人のためにあるのではない。
 
 選挙は、国や地域の未来を決めるために行われる。
選択の基準は政策や候補者の人柄であり、それらを見極めたうえで、
私たちの暮らしや子ども達の世代のために、
どの候補者あるいは政党が適任かを判断する。
いわば、有権者や次世代の未来を決めるための一票であり、
候補者のための一票では決してない。
 
 選挙が始まる時期には「最後まで政策を訴え続ける」と言っていた候補者が、
終盤になって泣き落としや土下座をする姿を何十回と見てきた。
有権者も情にほだされ、「かわいそう」とばかりについ投票してしまう。
その繰り返しが日本の政治をだめにした。
 
 政権交代をかけた選挙であるなら、最後まで歯を食いしばって
マニフェストの内容や自身の政治信条を訴えろ、と言いたい。

 土下座は人のためにするもので、自分のためにするものではない。
【頭山】

☆    ☆    ☆

「小泉チルドレン」逆風 片山さつき氏、土下座も
2009年7月31日13時42分 朝日新聞

「伏してお願い申し上げます」。
支持者の前で頭を下げる片山さつき氏=浜松市中区西丘町

 「小泉チルドレン」と呼ばれる自民党衆院1期の前職たちが、
逆風にさらされている。
比例区では処遇が決まらない立候補予定者もいる。
「チルドレンの星」といわれた静岡7区の片山さつき氏(50)も例外ではない。

 「主人と2人、残りの人生は公のために使おうねって誓ったんです」

 浜松市中区で衆院解散前に開かれた片山氏の事務所開き。
サーモンピンクのジャケットを着た片山氏はこう語ると、
約1500人の支持者を前に、壇上で土下座した。

 片山氏は05年衆院選で、郵政民営化に反対した元職、
城内実氏(44)に自民党が差し向けた「刺客」として静岡7区から立候補した。
女性初の財務省主計官で、赤やピンクのスーツを着こなし、
ワイドショーでも騒がれた。
選挙では城内氏を748票差で破り、当選後、
党広報局長や経済産業大臣政務官に就いた。

 しかし、華々しい活躍ぶりも、地元の支持者にとってはテレビの中の話。
仕事が忙しく、選挙区に入れない片山氏を待っていたのは
「当選のお礼参りがない」「しょせんは落下傘だよ」という
支持者たちの不満の声だった。

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