YUKI

言語、言語で表現できることすべて

守秘義務とブログ

2008-06-08 22:09:48 | Weblog
「あの人が犯人だ!」なんて風に、偏向した報道にうっかりのせられて
実際の殺人事件に関する自分の推理をブログに載せたばかりに
1年間の活動停止処分…実質的な解雇…を事務所からうけてアイドルがいた。
ショックで泣いてばかりいたという。

フジテレビの局アナが、
飲み屋でジャニーズのタレントに関するグチを吐いたら、
オスカー・プロモーションの自称タレント見習いが
ちょうどそこでアルバイト中。
自分がファンであるタレントをバカにされて不愉快だったと
ブログに書いてしまった。

記事は即刻、削除。
今はブログそのものが跡形もない。
載っていたという謝罪文は「自分は書いていない」という不可思議なもの。

職業上、知りえた情報は外部に漏らしてはいけない…守秘義務というやつだ。
どの職業にも多かれ少なかれついてまわる。
とはいえ、「かくあるべき」の通りにはなってくれないのが現実。
飲み屋には、最近は全く行かないが、
職場の同僚と飲みに行かなければばらない時もあった。

そこら中がスパイで、足のひっぱりあいが公然と行われる職場だったから、
たとえ酒場とはいえ、自衛の手段をとる事を覚えた。
隠語はこういうとき役立つのだし、批判する相手はイニシャル等で呼ぶことだ。

まぁ、自称見習いは…事務所解雇、バイトも首。
その事務所は、フジテレビとジャニーズ事務所に平謝り。
某局アナの処遇は…表立ってはないだろう。

新ブログの女王しょこたんは、「ブログで書けないこともあるよね」
と自らのブログに書いている。
前向きな、よかったことしか書かない方針でもある。
彼女のブログがいまだに続き、人気なのは、実は凄いことなのだ。

そういった面には注目せずに有象無象がブログの怖さも知らずに
無邪気に思ったことを書くから、こうなる。
守秘義務をまっとうできない者は解雇されても仕方ないのだ。

どこまでが守秘義務なのかは、微妙でもある。
事務所の教育と管理が問われるところだ。
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