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スピード社の水着…米は訴訟 日は新製品開発

2008-05-17 13:08:49 | Weblog
エスニック・ジョークが実現してしまいますた。
撥水性を重視し、浮力さえ感じられるというスピード社の水着に対し
アメリカ企業は訴訟し、
日本は中小企業が、それに匹敵するかそれ以上の素材を既に開発していた!!
大企業が、その素材を断っていた!というのも「お約束」ですなぁ。
水着に製品する際の縫製やデザインの問題は、日本企業がホンキになれば
すぐにクリアできると思うのだが…

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米メーカー、スピード社を提訴=独禁法違反の疑いで-競泳水着
5月16日21時31分配信 時事通信

 【ニューヨーク16日時事】米国の水着メーカー、TYRスポーツ社が15日、
着用した選手が世界新記録を連発した競泳用水着「レーザー・レーサー」を
製造している英スピード社などを独占禁止法違反の疑いで米連邦裁判所に
提訴した。16日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
 TYRスポーツは、スピード社や米国水連、米国代表の
マーク・シューバートコーチが選手に対し、
TYRスポーツを含むライバル社の製品を排除し、「レーザー・レーサー」を
着用するよう仕向けているとしている。また、TYRスポーツとの契約を無視し、
スピード社製品を着て大会に出場したとして、男子自由形の選手も訴えた。 
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スピード社に負けない!日本競泳界に救世主
5月11日7時2分配信 スポーツニッポン

この素材が日本競泳陣を救う!誇らしげに自社製品を掲げる
山本化学工業・山本社長

 水着問題で揺れる日本競泳界に、救世主が浮上した。
日本水泳連盟から30日までに水着の改良を求められている国内3社に、
山本化学工業(本社大阪市)が素材を提供することが10日、分かった。
複合特殊素材メーカーの同社は、世界新を連発している英スピード社に
負けないと自信満々。米航空宇宙局(NASA)と共同開発したスピード社に、
従業員73人の企業が真っ向勝負を挑む。

 山本化学工業・山本富造社長(49)の自信は本物だった。
「日本製より英国製がいいと言われるのが頭にきていた。
絶対、スピード社より速いです」。NASAとの共同開発を売り文句に、
世界トップのブランド力を誇るスピードを向こうに回し、
ナニワの技術屋の熱い血が沸騰した。

 競泳界では無名の同社だが、トライアスロンやオープンウオーター(遠泳)の
世界では知られた名前だ。6年前から世界のメーカーの依頼を受け、
アウトドア用の水着素材開発に着手。表面に水の分子を吸いつける
ラバー加工を施し、低抵抗性を実現した
「バイオラバースイム=SCSファブリック」を完成させた。

 スピード社製は撥水(はっすい)性の高さで有名だが、山本化学工業の素材も
水が全く浸透しないため、水中でも重さが変わらないという。
この素材は既にニュージーランドのブルーセブンティー社が使用して商品化。
国際水連(FINA)の認可も受けた。4月上旬に関大で行ったテストでは、
選手から「体が浮く感じがすると言われた」と森本雅彦執行役員。
スピード社と同じように浮力を感じる水着だという。

 昨年10月に日本水連と契約するミズノ、アシックス、デサントの3社に
持ち込んだ際には断られた。

だが、今回は逆に3社から別々に素材の提供を求められ、
9日にテスト用素材の納品を済ませた。
「五輪で、日本の技術屋は大したものだと思ってもらえれば、それだけでいい」。
山本社長以下、従業員わずか73人の大阪の町工場が、世界に挑む。

 ≪各社 本格始動≫当初、新たな素材の開発、使用に消極的だった国内
3メーカーは、日本水連が30日を水着改良の期限と設定し、
目標がはっきりしたことで本格的に動きだした。
3社が五輪用に開発した水着は、親水性や柔軟性、フィット感などを
重視したもので、撥水性を前面に出したスピードとは対照的だった。
3社は既に山本化学の素材を入手。デサントの担当者は
「あらゆる可能性を探る中での1つの素材」と説明し、
アシックスの担当者は「商品化も検討している」と前向きだった。

最終更新:5月11日7時2分 内田暁 スポーツナビ
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