1.最終決戦で9柱のうち、生き残る2柱の「謎」
水柱:冨岡 義勇
風柱・不死川 実弥
このメンツ、単なる偶然と思っていたが…
この二人が生き残るのは、物語的必然。
名前の通り「義」の人である義勇は、
「炭次郎」という物語の始まりと終わりを司る。
まず、禰󠄀豆子が鬼と化した現場に顕われ
炭治郎の可能性を見出し鬼殺隊への道を開く。
そして鬼舞辻 無惨との最終決戦では、
炭治郎が鬼となったことをいち早く気付き的確に対処する。
最後の柱合会議で、最後のお館さま、第98代当主
8歳の 産屋敷 輝利哉 に無上の称賛をし、鬼殺隊の物語を閉じる。
もう一人の生き残り、不死川 実弥は、
「禰󠄀豆子」という物語に関わる。
鬼と化した母を殺すという過去を背負った不死川 実弥は
鬼という存在を憎むあまり、
柱合会議で禰󠄀豆子を刺し、自らの稀血で挑発するも、
逆に禰󠄀豆子の特異性を証明することになる。
そして、三途の川を渡り損ねた実弥は、
禰󠄀豆子と自分の弟を重ね合わせ、愛おしく思う。
「寝るの好きだ 腹減らねぇから!」
2.「始まりの呼吸の剣士」継国 縁壱と炭治郎の「謎」
鬼舞辻によれば、日の呼吸の使い手は縁壱と炭治郎のみ。
縁壱は生まれつき、炭治郎は後天的な「炎の痣」を持っている。
炭次郎は「日輪が描かれた花札風の耳飾り」を縁壱から受け継いでいる。
両者の「日輪刀の色」は漆黒、戦闘の際は「赫刀」となる。
流石、主人公!由緒正しき天才♪
炭次郎:「炭」って普段は黒いが、赤く赤く燃えるw
代々「ヒノカミ神楽」を舞って「日の呼吸」を実践して来たことにより、
「鬼を葬るために生まれた」縁壱の
特異な体質と才能を受け継いでいるようだ。
禰󠄀豆子と炭次郎は、縁壱に近い体質故に
鬼舞辻から大量の血を入れられても、全能力を与えられても生存し、
日の光さえ克服できるということなのだろう。
鬼舞辻 無惨:「鬼が舞う辻は、無惨である」という、芸名なのだろうか。
産屋敷家の先祖、「月彦」、「俊國」、着物姿の女性…
本名は、何なのだろう?