YUKI

言語、言語で表現できることすべて

babymetalについて知っている二三の事柄…中元すず香の声質

2019-11-26 23:26:35 | Weblog
babymetalというメタルバンドには
全面降伏して、全面幸福なので
su-metal礼賛記事は、
そうだろう・そうだろうと、全く異論がない。

しかし、勢いを取り戻しつつある中
有象無象・玉石混交のカキコ群…

ここで、少しく考察しておきたい。

「声質」について
ハスキーvsクリア + 低音vs高音
の組み合わせで考えているサイトがあった。

思うんだが、クリア・ハイトーン(高音)が
良い声質とは思わない。

そして、プロとアマの違いは、技術とは限らない。

要するに「金払っても、見たい・聞きたい」
と思わせるのがプロである。

人を感動させ、人の心に残る声質が
良い声質であろう。

日本のアイドル界隈で
クリア・ハイトーンが出せるのは
中川翔子だったりする。

惜しむらくは、ワタナベ・エンターテイメントが
ブレイク前後のしょこたんに
キッチリとボイトレさせてなかったらしいことだ。

彼女の声は、クリア過ぎて?心に残らない
というか、ひっかからない。

ダイヤモンドも純粋過ぎると、
光の反射がむしろ劣ると云う。

安定したピッチや力強さが早くに加わっていれば、
もっともっと売れたかも、と残念に思う次第である。

で、中元すず香。

「アルトの響きでソプラノの伸び」
という評を目にするが、そうなんだよね~

クリア・ハイトーンを良い声質というなら
まぁ、良い声質にはならないだろう。

彼女の声の特性でよく云われることは、
「アタックの強さ」と「倍音の豊かさ」

アイドル戦国時代の真っ盛り
元メタルヘッズのコバメタルが
中元を売り出すために編み出した
メタル・ダンス・ユニットというムチャブリ。

メタルで踊るのは、まぁ~普通は無理w

凝りに凝った楽曲の身体表現としての
普通は不可能なダンス

最強かわいい、ゆいもあは、
二人ともスポーツ万能で
身体能力も超絶高かったので、
予想を遥かに超えて、
その不可能なコンセプトを、実現してしまった。

中元のメタル歌唱も同様。

その相乗効果で、babymetalの
パフォーマンスは「突き抜ける」

「なんか分からんが、凄いものを見た」
「なんじゃ、こりゃ」

偶然か必然か
中元の声質、倍音豊かなアルト声ってのは、
欧米人の好みに、非常に合うらしいのだ。

redditなどのカキコによれば
「すう」という名称のように
欧米人の耳・心には非常に親しみやすく響くらしい。

音楽は、国も文化も人種も超えるという
さくら学院の教えを愚直に信じ
突き抜けていくbabymetalに
全面幸福なのである。

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トイズファクトリー
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