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食いしん坊夫婦の日記

日々楽しかった事や美味しかったものなどを紹介していく日記です!
簡単な家庭料理もやってます☆

たくさんのキャベツ入り目玉親父のスコッチエッグ

2011年04月05日 | 肉を使った料理

4月5日 (火)


朝晩は冷え込むけど 日中はとても暖かくなり 桜もどうやら開花しているようです 

ナマステとの次の目標は桜を見に行くことだった・・・
残念ながらその桜を見る事もなく旅立ってしまいましたが きっとどこかで眺めているでしょう

少し前まではまだ病院に居て、私が来るのを待っていたような気がしていましたが
最近ではもうあの病院には居ないんだと思うようになりました

今頃、ナマステはどうしてるんだろうな?と思ってちょっと調べてみました

人は亡くなったら、三途の川をまず渡るそうです
渡るときに渡り賃として六文が必要です
そのためにお棺のフタを閉める前に懐に六文銭を挟んでやります

私も心を込めて、ナマステがちゃんと渡れるように懐に差し込んでやりましたよ
小銭貯金が大好きな人だったから硬貨を持たせてやって嬉しかったんじゃないかな 


三途の川を渡った後は 1週間ごとに大王による審判があるそうです
天国に行けるか地獄に行くのか、6回目の審判で下されるそうです
その度に違う大王で、確か6回目が閻魔大王じゃなかったかな??

ナマステの場合はすでに先週、4回目の審判が終わりました

6回目で最終的な判断が下されあの世に旅立つのだそうです
これが四十九日の納骨と言われるものです

本当にそんな世界があるとしたら ナマステはすごい世界に行ってしまったんだね 
もう私達から離れて、想像も出来ない手の届かないところへ行っちゃった

きっと天国へ行ける
行ってもらわなくちゃ困るじゃん 



先週の土曜日は三女と陸斗が帰って来ました

土曜日から日曜の夕方までのんびり過ごし、晩遅い新幹線でまた帰って行きました

陸斗はあと1週間で3か月になります

顔を見ると、にこ~って何度も笑うのです
ここら辺りから可愛さが増してきますね 

だんだんと帰ってしまうのが悲しくなって無事に怪我なく帰るだろうか?  娘と孫を心配してしまう 
私も世間一般の孫に甘いババになってしまいそうです

三女は実家に帰っている間、陸斗を置いて寝室で休憩したりしていましたが
ほんの2時間離れていても会いたくなるって・・・

陸斗=命 でしょうね 


陸斗が大きくなったら話して聞かすんだと前に行っていました

「陸斗のおじいちゃんは陸斗が生まれて、まもなくして亡くなったんだよ」

「陸斗が生まれた時、ガラス越しに見て泣いていたんだよ」

ナマステは陸斗の誕生日から2か月も経たないうちに二度と会えない世界に行ってしまいました

こんな笑った可愛い孫の姿をみせてやりたかったな

今回も家に帰って来ると、じいちゃんのところへ行こう!って、お線香を上げて一緒に拝んでいましたよ 


そんな三女が帰ってきた時に久しぶりにスコッチエッグを作りました


ハンバーグを作る要領で、合びきミンチをコネコネ
そこに、炒めたみじん玉ねぎ、牛乳に浸しておいたパン粉、ケチャップ、塩こしょう

それから、キャベツのみじん切りをたっぷりと加えます
キャベツは生のままで火は通しません

ゆで卵に小麦粉を薄くまぶして、このタネを広げてゆで卵を包んで
小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて片面4分づつくらいじっくり揚げて半分に切ります


ちゃんと盛り付けようと思ったんだけど、切ってドカッと盛っただけ 



ゆで卵4個分、切ったら何だか目玉親父がたくさんいる感じ 


キャベツをたっぷり加えるととってもジューシーで美味しいですよ

残ったタネはハンバーグにしようと冷凍しています
チーズを入れてメンチカツにしてもいいけどね 



今日は夕方、仕事が終わる頃にやたらとお好み焼きが食べたくなりました

あのお好みソースの濃い味が恋しくて 

セブンイレブンで広島風お好み焼きを買って帰り夕食に頂きました



毎日、お好み焼きでもいいくらい 


そして、職場のお姉さんから、セブンで売ってた海老スナックが有り得んくらいに美味しいと聞いてたので
早速、買って食べると やはり有り得んぐらいに美味しかった 

ノンフライでカロリーも少ないし一度開けたら、困ったことに、短時間でペロッと食べてしまうのよね・・ったく


そうして今日また2回目を買ってしまった



これぞ本当に手が止まらない

あ~ お好み焼きを食べたばかりなのに、袋を見るとまた誘惑が イカン 



昨日はお昼に職場の方三人とまた例のカレーを食べに行って来ました

昼休憩にナマステに会いに行く事もなくなったし、今度から職場でお弁当を取って食べようかなと思っています

昼に野菜たっぷりのバランスの摂れたお弁当をしっかり食べて夜は簡単な物で済ませようかと・・・

一人だと自然と平日は料理しなくなるしね

明日の弁当メニューはコロッケと筑前煮でした


そして今日、4月5日はナマステの月命日です

命日だからかどうか分からないけど今朝がた何だか怖い夢を見ました
内容は覚えてないけど決して楽しい夢でない事は確かです

ナマステもきっと家族みんなでお花見に行きたかっただろうな
いつか写真持って、桜の下でお弁当を食べよう 
ぽんた&ゆきちも一緒に行けたらいいな

散髪も無事に終えてサッパリしています
もう ぷぃ~んと鼻を突くような香ばしい臭いは無くなりました 
夜は布団にもぐって一緒に寝ています
こいつらが居てくれるおかげで寂しくならずにすみます



では早めに寝て、明日も遅れないように仕事へ行ってまいりますね~ 

 辛いことも悲しいことも料理をしている時には その時間だけでも不思議と忘れている
そんな私の励みにこれからも応援をよろしくお願いします               

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早いもので?四回目の七日法要も終わりました

2011年04月02日 | 日記

4月2日 (土)


昨日は新年度の第一日目

朝、辞令をいただいて23年度の仕事もスタートしました


やはりまだ皆 席について仕事をする段階ではなく、私達もまずはずっと片付けなどをしていました


ナマステの第4回目の七日法要がある日だったのでお昼から帰らせてもらい その後は、仏様の準備などに追われていました

本当は歓送迎会があって参加したかったのだけど、法要とガッチンコ
仕方ありませんね
  
最近は特に人と接する事が好きです
人の集まりの中に居ると安心するんです
その時は何もかも忘れて笑っている自分がいます

家に帰っても一人だから余計でもそうなんだと思います



早いのか遅いのか分かりませんがナマステが亡くなった3月5日から もうすぐ1か月が過ぎ去ろうとしています
私の中ではまだ1か月???
もっと過ぎたような気もします

結婚してからお産のために実家に帰っていた時期は別としても
これほど、会ってない期間はありません

もう二度と会えないんだけどね
ずっと私や子供達の事を見守ってくれてるでしょうか

お坊さんのお経が終わってから ちょっとしょうもない事を聞いてしまいました  

「あの~ 仏様の世界では 今頃は(ナマステは)どうしているんでしょうか~?」

お坊さんの答えは

「そうですね~ 一般的には四十九日まではまたこの辺に居ると言いますね

    まぁ 私も死んだ事がないのでよく分かりませんがね・・」

このお坊さんは私と同じ年なんです
とっても人当たりが良くて優しい穏やかな喋り口調、そしてちょっと面白い坊さんです
私も死んだ事がないので なんて普通言いませんよね(笑)

いつぞや ナマステの母が亡くなった時の何度目かの法要の時の事
いつも時間ピッタリに現れる坊さんなのに
その日は数分遅れて焦ってこられました 

玄関を開けての第一声は 「 すみません チキンライスを作っていたので遅れました~ 」

チキンライス?? 何だか受けました

最近話をして分かった事ですが普段、家で結構料理をされているみたいなんです



昨夜、法要が終わって玄関でお見送りをしている時にとっても好奇心旺盛な長女の旦那さんが

「どうしてお坊さんは坊主頭なのですか?」 そんな質問をしたので私はズッコケそうになりました 


お坊さんの答えです

「あははは、余計な煩悩を取り去ると言う意味でしょうか?  宗派に寄っては髪の毛はそのままと言う場合もあります

 曹洞宗の場合はだいたい坊主頭にしています

    昔は坊主は肉を食べてもいけないし、結婚をしてもいけない決まりだったのですよ」

長々と笑顔を浮かべながら答えてくれました


そう言えば、浄土真宗のお坊様は普通に髪の毛があるような気がします

長女の旦那さんはほんと、疑問に思った事は何でも聞くタイプ
そして私が困ったことでも長女と一緒に協力して解決しようとしてくれる頼もしい子です

さすがにナマステが気に入ってただけあるわ~



毎回 七日法要がある日は煮物を作ります


今回は肉じゃが風の煮物

仏様に備えるお霊供膳には本当は肉は入れてはいけないんだけど、ダシの代わりに牛肉を入れました
お供えするときには肉以外の野菜を盛ります 



ジャガイモ、人参、玉ねぎ、牛肉、インゲン、コンニャク、
そして今回は汁を若干多目にしてゆで卵も加えました

ゆで卵と言えば、ナマステはおでんのゆで卵がすごく好きだったのよ
汁の中で黄身を潰して溶かして食べるのが定番でした

他におでんの中で好きな具はコンニャクと平天、大根、牛筋ね
かなり病状が悪化してる時に外泊したある日、おでんを作って寝室に持って行くと起き上がって美味しそうに食べていました
味覚障害があったので心配しました


「大丈夫? 味分かる?」と問いかけると・・・

「うん! わかるよ!」と言っておかわりもしてくれました

食べる横顔を洗濯物をたたみながら見ていたんだけど、死んで行くのに一生懸命に食べている姿
何だか胸が詰まって・・・
本当に あ~ 可哀想だなって思った事を覚えています

元気な普通の人が生きるために食べる事と
あと少ししか生きられない人が食べる事

この二つの中にある違いにショックを受けたものでした

上手く説明は出来ないけど、何だか悲しいな~ 


おでんを作るたびにきっとナマステが食べていたあの姿を思い出すんだろうな
色んな姿を今でもはっきりと記憶しているし
一生忘れないでしょう 




今回、また高野豆腐の煮物も作りました 


高野豆腐、小松菜、油揚げ、ちりめんじゃこ




添付のダシに少し醤油も足して、先日紹介した小松菜と油揚げの残り物も追加しました



最後は牛肉の中華炒めです

ブログを始めた頃に一度紹介しています

普段は牛肉と絹サヤで作るのですが今回は冷蔵庫に残っている玉ねぎとネギで作りました

簡単に出来る 我が家おススメの中華炒めです

家族も昔から大好物の味




まず適当に切った牛薄切り肉に酒、醤油、砂糖少し加え、片栗粉をまぶしておきます ※片栗粉をまぶしておくのがミソ 


野菜は適当に切る


フライパンを熱して、ゴマ油を引き、生姜とニンニクのみじん切りを炒めて香りを出します

(チューブの生姜とチューブのニンニクを使うと手間いらず)

そこへ牛肉を加えて炒め、いったんお皿に取り出しておきます

油を加え、今度は野菜を炒めてしんなりしてきたら、牛肉を戻し炒め
最後に砂糖、酒、醤油で味付けすれば中華炒めの完成です

最後に味付けするときの分量は 牛肉が約250グラムと野菜だったら
砂糖が大さじ1 酒と醤油も大さじ1くらいかな?

確信は出来ないので、味見をしながら調整します

びっくりするくらいに(フライパン一つで出来る)美味しい中華炒めです 



今日は久しぶりにぽんた&ゆきちの散髪デーです

ずっと洗ってないからかなり香ばしい匂いがするのよね~
その香ばしい匂いに両脇を挟まれて毎晩、眠っていました 

さっぱりすっきり、夏カットにしてもらう予定です 


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