「戦争する国づくり」に反対し、憲法9条を守る行動を

11月2日、67回目の憲法公布記念日である11月3日を1日前倒しにした集会がありました。気持ちの良い秋晴れの中、中央公園の木々も色づき始めています。

「集団的自衛権反対、憲法改悪阻止石川県集会」（主催：石川県憲法を守る会）
前衆議院議員の近藤和也さんも力強く連帯のあいさつ。
その後、繁華街をデモ行進し、特定秘密保護法案や改憲の動きへの反対を市民にアピール。

引き続き、教育会館3階ホールで　「平和憲法公布67年記念石川県民集会」（主催:9条の会・石川ネット）
特別講演　「憲法9条と集団的自衛権」
　　　　五十嵐　正博さん（金沢大学・神戸大学名誉教授）
お話　「憲法9条と憲法25条」　白崎　良明さん（城北病院医師）

安倍内閣は現在、なりふり構わぬ手法で、憲法9条を改悪しようと突き進んでいます。その手法は、
①外交・安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議の創設
②集団的自衛権行使容認に向けての政府による従来の憲法解釈の転換と、それを前提にした国家安全保障基本法の成立
③日米ガイドラインの改悪や自衛隊による敵基地先制攻撃の容認
④重要な外交・防衛などの情報を国民から秘匿する特定秘密保護法の成立
などにより、憲法９条を改憲手続きを取らないで骨抜きにしようとするものです。
そのうえで、憲法９条の明文改憲により「国防軍」を創設しようとするものです。

このような憲法９条の改悪は、私たち国民の意思に反します。
集会では、９条を守り、平和憲法の理念の実現に向けて更なる運動の拡大を確認しました。