わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

「しあわせに働ける社会へ」竹信三恵子著

2013-02-10 16:01:10 | 雇用・労働
竹信三恵子著「しあわせに働ける社会へ」(岩波ジュニア新書)を読みました。
特に、これから社会に出る若い人に読んでほしいお勧めの本です。

第1章 就職難は若者のせいなのかー働き方の構造が、以前と比べて大きく変わってしまい、そこに対策が追い付いていないことに主因
     慈善事業でなければ、人を病気にしたり殺したりしてもいいのか、社会を壊してもいいのか
     これから会社に入っていく若い世代には短期の使い捨てでない、働きながら息長く経験を積める」場を提供する政策が必要。
     「スキル不足説」「えり好み説」に対する反論

第2章 正社員、大手企業なら安心なのか
     社畜からフリーター、名ばかり正社員の広がり 中心的正社員にもリスク 中小企業の再評価を

第3章 まともな働き方をさぐる
     ブラック企業 派遣切り 労働組合 労働相談 反貧困のたすけあいネット
     「素人の乱」 引きこもり支援NPO法人「ニュースタート事務局」
     大人の支え(大人世代が専門知識や資金で若者たちを支える必要がある)
       社会的企業家の国際ネットワーク「アショカ」の日本支部
       「社会にモノいう初めの一歩 活動家一丁あがり講座」

第4章 落とし穴の備える自分づくり
     キャリア教育・・・自分がどんな職業で身を立てていくかを考えさせ、見合った仕事力を養う
     労働教育・・・働き手としての権利やルールやを学ぶ
     自分史年表を書いてみる
     未来年表で歩き出す方向を考える
     時間を生み出すための24時間手帳 
     負け癖から抜け出す
     自立とは人に助けを求められる力

   
第5章 しあわせに働ける仕組みづくり

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