久々の我が家の家宝の出番。120年は過ぎているという欅製の大臼です。
内孫が満一歳の誕生日を迎えたので、お祝いに餅を搗こうというと言う事になりました。
臼に水を張りきれいに洗います。
相棒の杵も杉の丸太を使った大きなもの。
ほとんどはスベルべじーさんが搗いたけれども婿殿にも伝授。
うーん、我ながらじーさんになったなー。ま、孫の誕生祝を迎えるってこんなものか。
昔の文化釜土と言う薪をつかう釜ではなくてキッチンのガスでモチ米を蒸かした。
そして、量もいつもの三升に比べて少ない二升のためか、餅が臼にくっついて餅つきは難航。
それでも、何とか搗きあがり目方を計って一升分を丸めます。餅はヨモギ餅にしました。
これはこの辺りの風習の「一升餅」と呼び、誕生祝に子供に背負わせるもの。
娘は丸一年の産休が開けて、初出勤となったので今日、孫にこの「一升餅」を背負ってもらいます。
残った餅は昼食で外孫を連れて来た上の娘も入れて賑やかに食べました。いやー、搗き立ての餅は美味しい。