掘ったさつま芋はこうして、日に当てて乾燥します。
これは細いから、もっとも晩生の「寿」かな。
おや、何時の一枚かな。どなたかがマックスを撫でていますよ。
さつま芋を3,000本植えて母は・・・・(その3終わり)
2~3、000本ものさつま芋を植えると、畝数も多く最後の畝まで取り終えて、
ホッとするともう初めの畝は草ぼうぼうの始末。八月まで草取りに追い回されていた。
ようやく、草取り仕事から解放されても9月に入るともう収穫を始めなければならない。
平日はもちろん水上に行き仕事だが、休みになると帰宅して朝から晩までさつま芋掘りに没頭した。
掘っても掘っても終わりはなかなか見えなかった。
それほどの量だから、これも今は記憶に無いけれど、きっと姉妹や親せきにも頼っていたに違いない。
3,000本のさつま芋を掘った量はどんなものだったろうか。
今、自分で2,800本ほどのさつま芋を作りその多さに苦労しているのだから、大変な量だったことは間違いない。
そんな風にさつま芋には苦労したと言うのに、因果と言おうか今はまた、
その時の数3,000本に近いさつま芋を山の畑で作り続けている私がいるのだが。
(終わり)