種を蒔いて数日。待望の発芽です。
数粒蒔いた種から出た大根の間引きを繰り返し、最後は一本に。
大根(その1)
父から引き継いだ畑仕事は、定番の一つとも言えるジャガイモの収穫を終えて、
そのままその畑は秋野菜の栽培へと移行する。
秋野菜畑は春以上にその種類を増やすが、先ずは定番中の定番「大根」のお話です。
父母が作っていた際は収穫などの手伝いをした経験しかなかった。
そして、会話の中から聞いていた種別は「みの早生」「宮重」等であり、
現在主力品種となっている「耐病総太り」は少し遅れて出来たように思う。
小学校に弁当持ちで通っていた頃の大根は、煮物にすると独特の匂いがあり、
誰かの弁当からは必ずその匂いが立ち上っていたように記憶している。
それが、「耐病総太り」になると、その大根独特の匂いも大分薄れてきました。
その「耐病総太り」はタキイ種苗のヒット商品でしたが、近年その会社の持つ登録商標権も消滅し、
各種苗会社が競って作り出し、会社によって微妙に違う「耐病総太り」が生まれているようです。
(続く)