畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載190「大根」(その3終わり)

2019-03-28 06:01:09 | 野菜

  大きく太った「雪の下大根」を積んで帰ります。 

        大根(その3終わり)

 他にも変わった大根としては「赤辛味大根」も作っていました。

この大根の辛さは半端なものではなく、焼肉屋さんの注文が続いたし、

好きな人は刺身のワサビ代わりにさえするようです。


 比較的新しい品種としては「紅クルリ」があります。

これは、皮もともかく中まで深紅に近い赤色で、サラダのみならず、その色でテーブルさえ彩ってくれます。

皮の緑色の部分だけですが、中も皮と同じに鮮やかな緑色をした大根、

通称「ビタミン大根」も飲食店に人気の品種です。


 「もみじ」とか「赤大根」と呼ばれる品種も大きく仕上がることが多く、

中は薄紫色ですが酸味に会うと赤い色を発色します。

 これらの変わり大根は飲食店に人気が強く「クリスマス、年末までどうしても確保していてください」

などと言われています。

 こうして数えて見ると、我が家の定番化している大根は六種類でしょうか。

今後も種類を増やすことは有っても、今の種類を減らすことは無いでしょう。

           (終わり)

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フキノトウを採る

2019-03-28 05:00:18 | 山菜

 一昨日は良く晴れた一日でした。

野菜用の育苗ハウスが思ったよりも早く完成したので、午後は山の畑に。まだ辺り一面の雪です。

 

 畑のはずれ、山の端に着きました。

遠く輝くのは越後三山の残雪ですが今年は山も雪は少ないのでしょうね。

 

 山の畑としたの集落とは標高差で100数十メートルです。

それだけの違いで、下の水田など雪はわずかに残るのみでほぼ消えています。

 

 急斜面である山の端には雪消えを待ちわびていたフキノトウが。

でも、スベルべの他にも酔狂な奴が居て、フキノトウは一部採った形跡が有りましたよ。

 

 スベルべママが「フキ味噌」に仕上げてくれました。

口中に広がる爽やかな香りと、かすかな苦みに春の到来を感じました。

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