初雪が降ると、大根の味も一段とアップ。これを「雪大根」と呼んで珍重します。
大根(その2)
大根に限らずですが、日本人の勤勉さと言うか熱心さと言うか新品種が毎年のように生み出され、
在来種固定種は片隅に追いやられているような状況です。
元来、好奇心の強い私は大根も何種類も作っている。
青首系と言うか普通の大根も「耐病総太り」と「英才」の二種類を作るのがここ何年かのパターンになっている。
どうして一種類に絞らないかと言うと、同じ青首系でも微妙に歯触りに違いがある。
「耐病総太り」は組織が粗く、生でサラダ風に食べるのにはパリパリとした食感で美味しさが増す。
そして「英才」は組織が密で煮て食べるのには、なめらかな舌触りに仕上がり、おでん等の煮物には最適です。
種苗会社によっては「おでん大根」などと言う名前でも出ていますが、肉質は似ているのだろうとにらんでいます。
(続く)