畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載190「大根」(その2)

2019-03-27 06:05:42 | 野菜

 初雪が降ると、大根の味も一段とアップ。これを「雪大根」と呼んで珍重します。

        大根(その2)

 大根に限らずですが、日本人の勤勉さと言うか熱心さと言うか新品種が毎年のように生み出され、

在来種固定種は片隅に追いやられているような状況です。


 元来、好奇心の強い私は大根も何種類も作っている。

青首系と言うか普通の大根も「耐病総太り」と「英才」の二種類を作るのがここ何年かのパターンになっている。

どうして一種類に絞らないかと言うと、同じ青首系でも微妙に歯触りに違いがある。

「耐病総太り」は組織が粗く、生でサラダ風に食べるのにはパリパリとした食感で美味しさが増す。


 そして「英才」は組織が密で煮て食べるのには、なめらかな舌触りに仕上がり、おでん等の煮物には最適です。

種苗会社によっては「おでん大根」などと言う名前でも出ていますが、肉質は似ているのだろうとにらんでいます。

          (続く)

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白寿を祝う(その5終わり)

2019-03-27 05:47:52 | 暮らし

 この宿の特徴は各部屋にそれぞれ露天風呂が付いている事。

逗留中はいつでも源泉かけ流しのお風呂に入れるという幸せな部屋です。

 

  露天風呂の向こうには木製のブランコのようなものも。

これは、腰かけて足湯を楽しむためのものらしいですよ。大浴場も有るけれどそちらに入ったことは有りません。

 

  廊下には黒板があって、日付けと日直名が記入されている。

ほら、見て下さい。この日の日直は「アンパンマン」。翌日はきれいに消されていました。

 

  パチンコ台も元ギャンブラーのスベルべには懐かしい。

初期のもので自動化されていない形式。若い頃に随分つぎ込んだものです(笑)。

 

  若い甥、姪たちにこれは何かと尋ねると「タイプライター?」なんて声も。

これも懐かしい「手回し計算機」で、実際に使った経験のあるのはスベルべくらいでしたね。

 

 部屋と廊下を挟んだ反対側の喫茶室。

調度品なども昭和レトロ。昔をしのばせるものばかりでした。

 こうして、義母の白寿の祝いは無事に終了。

昨日も夕方大急ぎで、義母に入手した本を届けに行ってきましたが、疲れも見せず元気なお顔でした。

        (終わり)

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