妙高市へ、ある大会の研修と言う事で行ってきました。
魚沼市の仲間たちは一行29名で、大型バスをチャーターしての参加です。
午後は二つのブロックに分かれての研究集会で、「ともに生きる」と言うテーマの分科会に参加。
心に残った言葉は「気配り」「心配り」「目配り」で、心に刻んできました。
到着した一昨日は二つの分科会に分かれての研修を終えた後は、宿泊のホテルで懇親会。
そして、二日目の昨日は全体会と言う事で、表彰式が先ず行われて、最後は記念講演。
表彰式には県内選出の国会議員、そして県知事の名前が有った。
ところが、さすがにこの時期。全員が代理で祝辞などはすべて代読でつまらない事この上なし。
記念講演は、元NHKのエクゼイティブアナウンサーの村上信夫さんです。
演題は「嬉しいことばが地域を変える」でした。さすがに元アナウンサー語りがスムーズ。
小山薫堂さんの絵本「パチパチの星」の紹介も秀逸なお話。
そして、ご自身が書かれたと言う詩を曲にした歌声がCDに拠って流されます。
「おはよう」って言えば心の窓が開く。
「ありがとう」って言えば心がにこにこする。
「いただきます」って言えば心がつながる。
「大丈夫」って言えば心が柔らかくなる。
ほんとうに心が温まるような講演でしたね。さすがにお話のプロです。
最後に今はあまり使われなくなったけれども「おかげさまで」って言葉があります。
これって、何に、誰に対しての感謝の言葉なんでしょう。「ハイ、分かる方は?」
「あれっ?500人もいて、誰もお判りにならないのかな」ってあおられ、ぽつぽつと挙手が。
ところが、三人続けけて不正解。最後にスベルべの近くにお座りのご婦人が「ご先祖様」と答えます。
「はい、大正解。拍手をどうぞ」。私たちの命を繋いでくれたご先祖様に対する感謝の意なんですねー。
凡人のスベルべも、全く思い浮かばない事であり、今度はこの「おかげさま」を使う事にしましょうか。
そして、「ありがとう。ありがとう」と言い続けたら「感謝神経」が磨かれます。なんて締めくくり。
反応のなさに「あれっ受けないなー」なんて笑いを取る村上信夫さんでした。感謝感謝でした。