ロンボク島は、自然豊かな島です。
(↑ ギリ・メノ島の塩湖)
島の北東部にはリンジャニ山(富士山級)がそびえます。
夕日が沈む海があります。
白くて大きな木があります。
人のいない原っぱがあります。
インドネシアの有名人がお忍びでリゾートに来る観光地です。ロンボク島は多くのインドネシア人にとってあこがれの場所。
お隣のバリ島の方が発展しているのになぜ?
それは、インドネシア人の90%以上がイスラム教徒であることに関係しています。
バリ島はヒンドゥー教の島です。ヒンドゥー教徒は、豚を食べるし犬も飼います。
そのふたつは、イスラム教徒が最も忌み嫌うものです。
イスラム教徒はバリ島を訪れると、どこかで豚肉を口にしてしまうのではないか、と恐れます。
バリ人の家に必ずいる犬にも近づけません。
そのため、バリ島のように海がきれいだけど開発しつくされていなくて、島民のほとんどがイスラム教徒のロンボク島は、イスラムの人たちにとって安心して訪れることができるリゾート地なのです。
そのロンボク島が、今年の7月8月と大きな地震に襲われました。地震後の様子はこちら。
近年急激に発展しつつあるインドネシアでは、家を建てるときに耐震にするという発想はほとんどありませんでした。
地震なんていつくるかわからないもの。見えないところにお金をかけるなんて馬鹿げています。
でも、今回大きな地震が来て、その考えが間違っていたことに気づきました。
慣れ親しんだ家が、粉々になってしまいました。
頭の上に家が崩れてきて亡くなった人もたくさんいました。
今、観光地のロンボク島は、9月6日に地震のあった日本の北海道と同じように、観光客が激減してしまいました。
観光客が来なくなると、ホテルやレストランで働いている従業員、ガイド業をしている人たち、運転手をしている人たち、リンジャニ山で観光客の荷物を運んでいたポーター、バンガローや宿泊所を経営している人たちの暮らしはどうなるでしょうか。
ホテルやレストランに食材を提供している農家、ツアーをコーディネートする旅行会社、そしてお土産ショップ。すべての人たちの暮らしに影響しています。
ロンボク島の復興を助けるために一番効果的なのは、やはりロンボク島を訪れること。
ゆいツールは、今年も変わらず12月下旬にエコツアーを実施します。
「ロンボク島復興エコツアー!サステイナブルな村の暮らしを体験 in インドネシア」
(注意:こちらは、個人旅行での参加となります)
興味をお持ちの方は、ゆいツールまでお問い合わせください。
ゆいツールのエコツアーは、リピーター率がとても高いです。
一度参加した人は、どうしてもまた行きたくなってしまいます。
それは、ロンボク島マジックにかかったのかもしれないし、マジックではなくて本当にロンボク島と恋に落ちてしまったのかもしれません。
以前、スマトラ島と恋に落ちた私は、その気持ちがとてもよくわかります。
世界中に、素晴らしい場所がたくさんあるとして、このロンボク島は間違いなくそのうちのひとつです。
ゆいツールがツアーをコーディネートすることで、より恋に落ちやすくなるのかもしれません。
ロンボク島が、サステイナブルにより発展していきますように。
ゆいツールは祈りを込めて、このツアーを実施いたします。
みなさまのご参加を、心からお待ちしています。(山)
◎ゆいツールが行っているロンボク島地震災害のための支援金募集の情報はこちら。
◎クラウドファンディングも実施中!(9月19日まで)CAMPFIREのページへ
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