YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

崩壊・・・・

2014-07-09 07:00:44 | Weblog
「崩壊の前日」・・・という歌があります。

角松敏生の歌です。

聞き込んだ時期がありますので
今でも聞くことがあり、新鮮な思いが蘇ることがありますが、
この曲は、自分の想いを共有する人との別れがあっても、
自分の想いとの擦れ違いを感じても、駆け巡る思いの中で
見失ってはいけないものに気づき、一生懸命生きれば、
また新たな光が差してくる・・・そんな前向きな歌だと感じています。

2時間前の興奮と2時間後の喪失感。

大きな落胆もまた新たなスタートのきっかけです。

ブラジルの崩壊は、多くの人が予想しなかったことだと思います。

ワールドカップの準決勝で開催国が1-7で負けるなんて予想は
誰にも立てられないですよね。

ドイツとブラジルの試合を今回初めて
通してみましたが、試合への入りは
ブラジルがホームの利を生かして良かったと思いますが、
危ない場面もあり、ゲームスタート時のドイツのパスの精度が良かったら
もっと早く崩壊していたかもしれない場面が2回ありました。

サッカーの本質は変わりなく、
ボールを奪われないよう攻撃し、奪われたら取り返す。
相手のゴールにボールを蹴り込む。
それが多いほうが勝つ。

数的優位を作るために、
ボールを奪われず、リターンパスを入れながら
相手をじらし、いなし、縦パスを入れて
攻撃のスイッチを入れる。

ここまでは、現代フットボールから読み取れる
進化したところです。

ここから先がドイツの強さでした。

GK含めたスペイン型のフットボールに強さと
早さと精度のボールコントロール。
中でもキック、シュートの精度と強さは
ブラジルを圧倒していました。

強いボールが蹴れる、
その強いボールをワンタッチでコントロールする技術。

昔、ドイツ留学した仲間が言ってました。
「ドイツ人は同じ場所に連続してボールをけり込むことができる」

「真面目に面白みのない練習も
目標に向けて飽きることなくできるメンタルがある」と・・

TVにかじりついて各国リーグを見ることもないので
7点目を入れた選手の事は知らなかったですが、
あの強さとタイミングで、ゴールマウスの隅に打たれたら
中々防げないですよね。

ここ数年、早いショートパスワークに目を奪われてきた者として、
ドイツの強さからフットボールに無くてはならない技術として
キック・シュートの基本技術と戦術的活用が今大会の勝者から
学び取れると感じました。

メッシもマラドーナもネイマールもいませんが
ドイツの良さ・強さから日本の良さ・強みは何か??
それを追求することが我々指導者に課せられたことであり、
それは機動性や連動性といった日本人の真面目気質をベースにした
フットボールを展開することなんだと思います。

ブラジルにはブラジルの良さがあります。

王国は、98年のフランス大会決勝で
0-3で負けた屈辱を横浜で晴らしました。

敗戦をきっかけとして、
次のロシアで王国が逆襲を仕掛けてくることは
容易に想像できます。

その時にどのような進化がなされているのか?
楽しみですが、日本もその進化に負けないように
日本人らしいフットボールを展開したいですね。

止める・蹴る・運ぶ・駆け引き・ができることが当たり前で
日本人の良さを表現できるチーム作りに邁進しましょう。



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