今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

8.3~4 神戸24時間リレーマラソン(シングル) 暑い夏の闘いに今年も地獄をみた

2019年08月04日 | レース模様

大会は3日土曜正午スタートからの24時間の闘い

昨年でもう卒業(実質は中退)する予定のはずが・・高級女子さまの熱い接待と

うえぴょん師匠、ともちゃん、お猿師匠のお三方がシングルで久しぶりの参戦となり

懲りずにまた来ることになった神戸。

過去の戦績は 

2016(63歳) 94キロで 

2017(64歳)82.8キロで

2018(65歳)108.8キロで とりあえず最後はゴールでしたが

そして 今年・・なにがなんでも昨年超えを

2日(金)15:38発で松山から三宮へ高速バス(4800円)で向かう 20:14三宮到着 

  この日のお宿は、電車で新開地へ アサヒ カプセル&サウナ (2800円)なり。

 

3日新開地より 板宿乗り換え 総合運動公園へ 10時くらいに到着

毎年これるのも、菊池コーチのもとに集まる絆チームのみなさんたちのおかげなんです

何から何までお世話になり できることは走るだけ・・・お礼は完走しかないと

いつも走る前にはそう思うのですが

今年のソロ・・は さらに進化?

うえぴょん師匠は ビーサンで100キロ以上を目標

坊っちゃんも半分くらいはいきたいもんだと希望的観測。(実践は30キロでギブでしたからね

還暦以上のメンバー 全員ソロの部

(このときお猿師匠がいなかったので写真なしですが 全員で5人)

みんなで気合いれです。

  

 

開会式の前に チームのみなさんと

暑いなか正午スタートです。

1周 1.7キロくらいを ぐるぐる と24時間 

 

まだまだ最初で元気なときの1枚です~最初で最後

 

ぐるぐる回っているうちに 目標が定まる。

ウルトラ100キロ大会が主なので とにかく100キロを越えたい。

半日ほど走ってみて 暑さ、休憩などで 無理しないで走れるのは 40キロ を 6時間くらいで最後まで続ける。

単純計算ならば うまくいけば160キロのはず~ 

最初の6時間 4時間の目途がたつ

 

これで夜は少し涼しくなるので 何も問題なくいけるはず~

夕飯は大会本部から配布 今年はコンビニのお寿司

昨年は体力が弱ってきて完食できなかったが今年はばっちり。

水分補給の前回の失敗を反省に がぶのみはしない。2周~3周で1回を

うまくこなしていた。

50キロあたり ビーサンでの足が限界みたいなので

シューズに履き替える。

うえぴょん師匠はすごい がんばってる。

が、やがて 体力(特に胃腸)がヘタって走りに影響が出始めた。

夜の21時すぎたあたり だんだん休憩の時間が多くなる。

悪循環で長くなるのでその間に冷たい飲み物を欲望のかぎりにぐびぐび

さらには走る途中でコンビニの立ち寄りペットボトル&

アイスのクーリッシュバニラを調達。走りながらアイスを食べ、甘さで潤ったのどに

冷たい飲み物1本半周くらいの間にすべて消化。と、お腹へガンガン 欲望のかぎり

冷たいものを放り込む。 テントへ戻ると冷えた果物いただき

さらにはスポドリと お腹はタポンタポン 。

やがて徐々に 脚が止まり始め・・ついに深夜 折り返しのところにあったベンチで

横になる。 みなさんのがんばる足音を聞きながらうとうと~

休んだら元気になるはず、時間はたっぷりある~

なんとか12時間で80キロ と目指していたが 無理みたい。

ぎりぎりまで粘ってみたものの70キロも危ない。

ま、これくらいならなんとか いけるこのまま このまま と深夜0時には思っていた~

が ついに究極の胃腸状態がやってきた。

胃がむかつきはじめ、お腹は下痢状態・・吐いたら楽なのだがでない。

途中トイレに何度も立ち寄る

補給食はいっさい受付ない。 体力が落ちて脚が動かない。

走れないなら ランナーの意地 走れなくなったら寝てまた 走るで昨年までは

やってきたが 今年は意地をはらずにいやランナーのプライドでなく

少しでも前にとにかく進める と 歩くことを選択。

歩きの1周 とにかく 時間がかかる。辛い 長い長い時間。

それでも周りのソロの人たちは走れないときは歩き続けているのだ。

何周か休んでは歩いてみたが ついに歩くこともできないくらいの状態。

もうほとんどギブアップでテントで横になって仮眠状態に入る。

もしかしたら 朝回復するかもしれないとまだ少しだけ希望をもつ。

真夜中3時くらい 高級女子3人で24時間がんばっているやっちゃんが

体調悪いのを心配してチームの女子で治療を生業にしている あやさんを

連れてきてくれた。動かなくなった脚を一生懸命マッサージしてくれた。

自分も走っていてしんどいのに申し訳ない・・ 絆に感謝です。

やっちゃも横になって治療を受け始めた。尻にお灸をしているようだ。

坊っちゃんがのぞき見しないように顔を横に並べて監視しつつ。残念

 おかげで脚の疲れはとれた気がする。

気力は沸いてきた。 

立ち上がりシューズを履いて テントから外へでてしばし走ってみた。

脚は軽くなったが 胃のむかつきで 1歩前に進むと 吐き気。

せっかく治療してもらった引き返すわけにいかず

再びテントまで戻ってくるのに ノロノロと牛歩 ものすごい時間かった1周。

これが最後の周回とついに自分で旗を降ろしました。

テントからゴールまでは200メートルくらい。

走れはできないがゴール閉鎖の24時間まではここで待機ときめた。

還暦のみなさんと言えば・・とにかく100キロを目指すと 

必死でがんばっております。 情けないこと、恥ずかしい 今年もヘタレです。

夜があけ徐々に日差しが30度超えのかんかん照りになってもがんばっている。

とくにおーやさん ものすごい粘りでした。最後になるほどに、驚異的な粘りの走り。

ベテランの3人は場数踏んでいるから100キロいけるのは間違いないが

おーやさんにとっては辛い修行の場のはず。それが必死で粘っている。

強いランナー ますますこれからが楽しみです

24時間ゴール閉鎖の直前に残していた数百メートルを走っていきぶざまな完走と

なりましたです

ということで 坊ちゃんのぞく4人は全員100キロ超えで目標達成でした。

さらに、高級女子3名チームは なんと部門別2位の入賞

なんと一人あたりの走行距離が80キロ超え。坊ちゃんとほぼ同じ距離ですが

スピードがまったく違う。がんがん飛ばしていましたですからね~

こうやって、今年の暑い夏もまた 不完全燃焼 敗戦の兵となりとぼとぼ帰路でした。

(15:24 三宮発 のバスでした~)

最後に 菊池コーチ&チームのみなさん お世話になりました~。

ソロの部参戦のみなさん お疲れさまでした。みなさんは ほんとに強い

 

来年はあるのか?  うーん 卒業せず 中退でしょうかね

 

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