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「イスラエルは6週間の停戦の後、戦闘を再開するつもりで、アメリカはイスラエルに恒久的な停戦を受け入れさせていない」:シーア派・フーシ派との戦闘激化 紛争拡大の懸念

2024-06-15 01:02:24 | イスラエルVSハマス
【随時更新】イスラエル・パレスチナ 中東情勢(6月14日) NHK 2024年6月14日 18時52分

ガザ地区での停戦をめぐる交渉に進展が見られない中、イスラエル軍は14日もガザ地区への攻撃を続けています。

一方、イスラエル北部では隣国レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織との戦闘が激化していて、紛争の拡大が懸念されています。

停戦などめぐる交渉進展せず ハマス幹部が不信感あらわに
イスラエル軍は、14日もガザ地区への攻撃を続けていて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、中部のブレイジで前日夜からの攻撃によって子ども1人を含む3人が死亡したと伝えています。

ガザ地区での停戦や人質の解放をめぐる交渉では、今週、ハマス側が示した回答にイスラエルやアメリカが反発し、進展が見られていません。

こうしたなかハマスの幹部は、13日に放送されたアメリカCNNテレビとのインタビューで、「イスラエルは6週間の停戦の後、戦闘を再開するつもりで、アメリカはイスラエルに恒久的な停戦を受け入れさせていない」と述べ、イスラエルやアメリカへの不信感をあらわにしました。

シーア派・フーシ派との戦闘激化 紛争拡大の懸念

イスラエル北部では、隣国レバノンから13日までの2日間で300発以上のロケット弾などが発射されたのに続いて、14日もロケット弾や対戦車ミサイルが撃ち込まれました。

これに対して、イスラエル軍がレバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点を空爆するなど戦闘が激化しています。

また13日にはイランが支援し、ハマスとの連帯を示すイエメンの反政府勢力フーシ派がアデン湾を航行していた貨物船を狙って巡航ミサイル2発を発射しました。

ガザ地区での停戦の見通しが一向に立たない中、紛争のさらなる拡大が懸念されています。


“子どもの権利を侵害” イスラエルとハマスをリスト追加 国連
国連は世界各地の武力紛争がもたらす子どもへの影響を調査し、報告書としてまとめていて13日、最新の年次報告書を公表しました。

それによりますと、イスラエルによる殺人や暴行、誘拐や拷問など子どもに対する重大な人権侵害は去年1年間に確認されただけで5698件にのぼり、人口密集地へのイスラエル軍の攻撃によって多くの子どもが犠牲になったと指摘しています。

国連は「ガザ地区はアクセスは著しく困難で、今回の報告書は子どもに対する人権侵害の全容を示すものではない」としていて、実際はより多くの子どもが被害を受けているとしています。

一方、ハマスによる重大な人権侵害は116件確認されたほか、去年10月7日のイスラエルへの攻撃で、イスラエルの子ども43人が死亡したということです。

国連はイスラエルとハマス、それにハマスと連帯関係にあるパレスチナの武装組織「イスラム聖戦」を、子どもの権利を著しく侵害した国や組織のリストに新たに加え、子どもを守る対策を講じるよう強く求めました。

このほか報告書は、スーダンやミャンマーでも子どもに対する重大な権利侵害が大幅に増えたとしていて、強い危機感を示しています。

アメリカ中央軍 “フーシ派が貨物船を攻撃 1人大けが”
アメリカ中央軍は13日、イランが支援するイエメンの反政府勢力、フーシ派が巡航ミサイル2発をアデン湾に向けて発射し、航行していた貨物船を攻撃したと発表しました。

この攻撃により、貨物船から火が出て、船員1人が大けがをしたということです。

アメリカ中央軍は「フーシ派によるこうした無謀な行動は地域の安定を脅かし、紅海とアデン湾全域で船員の生命を危険にさらしている」と非難しました。

一方、フーシ派の報道官は13日、SNSに投稿し「船舶への攻撃を成功させ、炎上させた。パレスチナの人々と連帯し、イエメンを守るため、今後も作戦を拡大させていく」として今後も同様の攻撃を行うと強調しました。

イスラエル北部 レバノンから多数のロケット弾 紛争拡大懸念
イスラエル北部では13日、隣国レバノンから多数のロケット弾や無人機が撃ち込まれ、防空システムによって大半が迎撃されたものの、一部が着弾し、イスラエルの救急当局はこれまでに2人がけがをしたとしています。

この攻撃について、レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラが自らの攻撃だとする声明を出していて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラはヒズボラが30機の無人機と150発のロケット弾を発射したと伝えています。

ヒズボラは前日にも、200発以上のロケット弾を発射していて、イスラエル北部への攻撃を強めています。

これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は、ヒズボラへの軍事作戦を強化する構えを見せていて、イスラエル軍は連日、ヒズボラの拠点への空爆を続けています。

イランの支援を受け強力な軍事力を持つヒズボラとイスラエルの戦闘が激化していることを受けてアメリカも危機感を示していて、オースティン国防長官が今週、イスラエルのガラント国防相と電話で会談し、自制を促したということです。

ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスとの間の停戦に向けた交渉に進展が見られない中、紛争のさらなる拡大が懸念されています。
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