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ジャニーズ被害を告発し山中で死亡:「野垂れ死んでいい気味だわ」

2024-06-14 05:07:41 | その他
ジャニーズ被害を告発し山中で死亡、中傷の矛先は遺族に…SNSでは「野垂れ死んでいい気味だわ」 読売新聞 2024/06/13 22:45

旧ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏による性加害問題で、被害告発後にSNSなどで 誹謗ひぼう 中傷を受け、昨年10月に亡くなった男性(40歳代)の妻(同)が、読売新聞の取材に応じた。誹謗中傷は男性の死後も続き、その矛先は妻ら遺族にも向いている。「夫を亡くしてもなお、なぜこんなに苦しまないといけないのか」と訴える。(鈴木彪将)

「どうすればよかったんだろう」。男性が亡くなってから8か月。妻は家族の死を止められなかった後悔と、終わりが見えない誹謗中傷に 憔悴しょうすい している。

 男性は大阪市在住で、旧ジャニーズ事務所の元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属。昨年10月、大阪府箕面市の山中で死亡しているのが見つかった。府警は自殺とみている。

 妻によると、誹謗中傷が始まったのは昨年9月、男性が一部メディアで被害を告発したことが始まりだった。すぐにSNSやネット掲示板で「ウソはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」といった投稿が広がった。男性や家族の個人情報や、殺害予告ともとれる書き込みもあったという。

 顔がわからない相手からの攻撃に、男性も妻も疲弊した。男性は亡くなる3日前、車を運転中、妻に「多少の誹謗中傷が来ることはわかっていたけど、家族のことまで……」と漏らしたことがあった。死後に見つかった遺書には「自分という存在は邪魔でしかない」との趣旨の内容が書かれていたという。

 男性は亡くなった日もいつも通り仕事に出て、先の仕事の予定も決まっていた。妻は、死を考えるまで追い詰められていることに気づかなかった。「決心が揺らぐと思ったのかな。何とかして救ってあげられなかったのかな」。妻はそう悔やみ、「死ぬことで、中傷を終わらせようとしたのかもしれない」と話す。

 しかし、匿名の攻撃は収まらなかった。

 男性の死亡が報じられると、SNSで「野垂れ死んでいい気味だわ」といった書き込みが拡散。「(男性が)被害者ぶっているのは家族がやらせた」などと家族への中傷も始まった。

 見ないようにしても、友人から情報が入る。これまで弁護士などに相談し、一部の個人名が書かれた投稿は削除された。それでも投稿は収まらず、警察にも相談している。

 今回取材に応じたのは、誹謗中傷を受ける遺族の気持ちを知ってほしいとの思いからだ。「もし投稿者と裁判をして勝ったとしても、投稿をすべて消すことはできないでしょう。根拠がない投稿でも、見た人は信じるかもしれない。いつか子どもが成長した時、目に触れたり、友達に何か言われたりするのが怖い。これからも私たちは生きていかないといけない」と話し、投稿の削除を強く訴える。

 旧ジャニーズ事務所から名称変更した「SMILE―UP.」(スマイルアップ)は読売新聞の取材に「被害者や遺族に対する誹謗中傷は絶対に許されるものではない。被害相談窓口を案内するなどして、引き続き対策の検討を進める」と回答した。
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