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2024年早大入試不正:シャッター音鳴らないよう「スマートグラス」細工 → 片ひじついて考える姿勢で撮影

2024-05-17 14:00:11 | 大学受験
©読売新聞



早大入試SNS流出、シャッター音鳴らないよう「スマートグラス」細工…片ひじついて考える姿勢で撮影か 読売新聞2024/05/16 21:47

早稲田大の入試問題流出事件では、撮影・通信機能を備えた最先端の電子機器「スマートグラス」が悪用された。偽計業務妨害容疑で16日に書類送検された東京都町田市の男子受験生(18)は、撮影した画像をスマートフォンに自動転送するアプリを使っていたほか、撮影時にシャッター音が鳴らないよう細工していたといい、入試不正対策の難しさが改めて浮き彫りになった。

 捜査関係者によると、事件に使われたスマートグラスは有名ブランド製で、男子受験生は試験前にフリーマーケットアプリで購入したと説明している。眼鏡フレームの両端に二つのカメラが付いており、フレーム上の小型のボタンを押すと画像や動画が撮影可能で無線通信機能もあった。

 男子受験生のスマホには、スマートグラスと連動する専用アプリがインストールされていて、撮影画像がスマホに自動で即時転送されるようになっていた。

 警視庁の任意の調べに、男子受験生は、試験問題が配られた後、片方のひじをついて考える姿勢を取って撮影ボタンを操作したと説明。「シャッター音は鳴らないようにしていた」と話したという。その後、机の下に隠したスマホを操作して、転送された画像をX(旧ツイッター)で外部送信し、試験官の目を盗んで解答を依頼していた。

 電子機器に詳しい神戸大の塚本昌彦教授は「ネット上などでは眼鏡型だけでなく、ペンやペンダント、指輪などの形で、撮影・通信機能を備えた電子機器が販売されている」と指摘。不正防止策として「大学関係者がこうした先端機器についての知識を持つことが必要だ」と語る。

 男子受験生は任意の調べに「大学の方や不正に巻き込んでしまった人に申し訳ない」と話しているという。
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