2022年(令和4年)4月2日(土)
午後、犬を散歩に連れ出した。犬は前足のどちらかが調子が悪いようだ。どちらかが分からない。跛行しているのは分かるがそれがどちらに由来しているか判明しないのだ。
寝ている犬を起こして散歩に誘い出したのだが、最初から積極的ではなかった。嫌嫌な感じなのだ。いっそのこと休むかと思ったほどだ。が、犬は庭で糞をしたので良かったなと思った。嫌でも連れ出したのが。
が、犬の歩みの遅さと跛行ぶりが気になってすぐに引き返した。天気が良く風もないし誰も彼も足取り軽く春の午後を謳歌して自然なのだが。犬と私はみんなに取り残されて黙々と歩むのだった。
ずっと緊張状態にある。それはいつかということに集中しているからだ。いつかそれはやってくる。みんな知っていることだ。いつかは分からないが必ずやってくる。誰の責任でもない。自然なことなのだ。当たり前なのだ。が、今だけは止めてくれ。後日にと願わずにはおれない。
犬の室内での粗相などどうでも良いことだ。拭き取るだけの軽作業だ。夜中に庭に連れ出すのは慣れたものだ。みんなきちんとやるからもっと元気になってほしい。私に頼ることなく。我が儘で勝手をしていいのだ。それが本来だから。
あんまり長生きして私より長く生きるとどうして良いか分からないけれど。
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