犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

朝からクマゼミが鳴きだした

2014-07-20 07:34:21 | 日記


 6時半に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 海岸道路を通って礫岩広場に行く。青空が広がり太陽は既に高い。風は殆どない。すぐに汗が出て来た。

 犬は散歩に出てすぐに糞をした。一安心。

 浜では等間隔に並んで4,5人が釣りをしていた。中の一人が釣竿を上げて糸を寄せていた。糸にはキスが3,4匹ついていて、それを外していた。割合小形である。
 海岸道路を歩いている時、東の空が急に曇って来た。これは助かる。ムシムシ暑いのは変わらないが、それでも刺すような日差しがないだけ増しというものだ。

 道端のシロザ、アカザの葉が虫に食われていた。葉脈しか残っていないものもある。どんな虫かと探したが見当たらなかった。病気なのだろうか。フナムシが海側のブロック壁を上ったり下ったりしていた。

 沖でウミネコが鳴いているのが聞こえて来た。崖の方からはウグイスである。

 礫岩広場はあちこちに水溜りがあり海に向かう流れもあった。ここの岩場にも釣り人が何人もいた。

 崖から小さな滝のように水が流れ落ちている所があった。雨水を溜めた林が少しずつ流しているのだ。

 小川は割合深くなっていて水は綺麗で底までよく見えたが生き物の姿はなかった。

 公園に戻った。金網越しに2匹の小型犬を連れた人と出会った。我が犬はこの飼い主が好きのようだ。姿勢や態度にそれが素直に現れる。顔は見えないが嬉しそうな表情をしているはずだ。姿勢は低く体を伸ばしに伸ばし尻尾を振っている。犬同士は金網越しに鼻を付け合った。
 暑くなったこと、毛が抜けて大変なことを話し、聞く。クマゼミがシャアシャアシャと鳴きだした。

 7時20分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時10分に犬の散歩に出掛ける。
 午前は曇っていて予報も終日曇りだったのだが、午後から思わぬほどの晴天となってセミの声もよく聞く。今度こそ梅雨明けではないか。ずっと曇りなら良かったのだが。夕方から所用があって出なければならず、その前に犬の散歩に出なければならないが、この天気じゃ、海までは行けないと思った。

 ・・・
 午後、市の施設で「邪馬台国前夜 小形仿製鏡の広がり」とタイトルされた講演を聞いた。但し、邪馬台国の語は1,2度挙がっただけだった。タイトルは博物館側からの要請で人集めの工夫だろう。それでだろう、いつもの会より会員が多かった。

 大きな時間枠を教わった。つまり、大雑把にいえば、弥生時代中期とは前漢の時代に当たり、弥生時代後期は後漢の時代に当たる。こういう大きな時代の捉え方が話を聞くうえでとても参考になる。
 自然科学、とりわけ地質学の精密解析機械が石器や土器の成分分析に応用されといっても、石器は元々自然石、土器も自然の物に若干の手を加えたもので元々は自然の物なのだから応用というより単に利用したと言って良いかもしれない。
 小形仿製鏡の仿だが、ずっと「ほう」と読んでいたが、今回の講演では「ぼう」と言っていた。
 青銅器の鋳型の探求に機器が大活躍したようだが、八女の矢部川の石英斑岩が鋳型になる石材だった。それが春日などの青銅器製作地に運ばれたそうだ。
 社会全体で分業が始まり出したのだろう。
 言葉が的確で話が良く伝わった。

 知己が2名いたので挨拶をする。
 ・・・

 東に白い積乱雲が立ち昇って来た。これを見ると夏も本物だと思う。公園はひっそりとしていた。木の下は日光が遮られ過ごしやすい。ニイニイゼミが鳴いていた。1匹だろう。グラウンドに行く。ここも人がいない。グラウンドの西側は小さな丘のお蔭で陰になっているので、主にそこを歩かせる。また、公園に戻った。グラウンドの影になっている所に行く。何故、ここにうろうろしているかというと犬が糞をしないからだ。
 仕方ない、海に行くかと考え直した。浜に下りた。空も海も島も山も青かった。日に焼けていない人たちが海辺で遊んでいた。波打ち際で身を浸している人たち、沖を泳いでいる人たち、上がって帰り支度をして休んでいる人たち、ラブラドールを連れている人、自転車の施錠をするように注意している警官と注意を受けている若者たちがいた。
 波打ち際まで行ってすぐに引き返した。帰り、犬は高架道路工事の下の日陰で腹這いになった。そこをパトカーがゆっくり通り過ぎた。さっきの警官は後部座席にいた。
 犬はまだ糞をしていない。公園に戻って歩かせる。グラウンドにも行く。ラブちゃん、うんこし、うんこ、うんこと言うがしない。時間が段々迫って来る。5時には家を出ないとJRに乗り遅れてしまう。よしポイントに行ってみようと決めた。神社の前を通って会館の辺りがポイントなのだ。犬が立ち止まった。良しと思った。しかし、腰をしゃがめて小用を足しただけだった。もう、何度もしているので僅かだった。出ないのかな。朝、2回したからもう出ないのだろう。少し回り道をしたが無駄だった。

 5時10分前に帰着。急いで餌をやって出発する。