犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

廃屋や空き家の増加

2014-01-21 08:33:32 | 日記


 7時前に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 今日は仁馬山古墳コースを歩く。

 6時過ぎに北の玄関で餌をやって、南の玄関に連れて行こうとしたら、ソファに飛び上って動こうとしない。わざと伏せをしたりする。こういう時こそ言うことをきかせなければならない。犬の本心はそうしてもらいたがっているように思えるからだ。我儘を気取るのは、こちらにそれを許さない姿勢を示してくれと言っているように思える。結局は貴方に従いますよという気持ちがあり、それを忖度して欲しいとの願いが込められているように感じる。複雑なというか屈折した心理分析をしてしまった。
 それで犬を南の玄関に連れて行く。そこで犬はしばらくは静かに待っていたが、そのうちワウワウ吠え始めた。ひょっとして急用なのかと何度も犬の所に行ったが、扉の方へ向いて意思表示をするわけでもないので大丈夫だろうと考えた。散歩を催促しているのだ。
 それでも少し早目に出たのは、昨夕の散歩ではしていないので気にはなっていたし、今日は遠いので少しでも早い方が良いと思ったからだ。

 外は暗い。ようやく日の出が少し早まってきたが、まだまだ、暗いのだ。寒さはこれからだろう。
 国道に出る。横断歩道に3人の交通指導員が黄色の上着と黄色の旗を持って立っていた。渡って北に向かう。歩道に木の破片が落ちていた。上を見ると2階の廂に欠けた部分が見えた。それが現在足元にある木片である。もう、随分前から誰も居住していないようだ。ここも今後、更に危険になりそうなので通らないことにしよう。
 丘陵の裾道や丘陵の頂の道のそばにそれぞれ廃屋があり、草木、竹に覆われて、すさまじい感じがする。空き家になって10年以上は経っているだろう。原生林より足を踏み入れにくいと思う。豊北町の人と話した時、少々の空き家があるものではないということを聞いた。これは全国的な問題にもなっている。

 丘陵の裾道に入る直前に例の上りの2両編成のヂーゼルが西に見えた。昨日は川沿いの踏切で待たされたのだから、今日は大分早い。
 左側の土手の上にスイセンの群落があって、白い花を咲かせていた。竹林では風で竹と竹がぶつかるのだろう、カンカンと甲高い音がする。小鳥の鳴き声も絶えることがない。

 丘陵の裾道を犬は比較的さっさと歩いた。

 観音堂古墳に行った。それから坂道を登って仁馬山古墳である。外から見ただけで敷地には入らなかった。丘陵の頂の道を歩く。犬は早い段階で糞を3回した。小さな手提げ袋はずしりと重量感を手に伝えて来た。これだけ出せば、犬は身軽になるだろう。だからか、突然走ったりした。
 海上保安庁の無線施設、梅園、川北神社を通り市の施設の敷地に横から入る。散歩中、時折、小雪が舞った。薄手の防水のジャンパーを着用していたが、保温機能があるのか少し熱くなりマフラーを外した。

 緩やかな坂道を下り踏切を横切り国道に出る。川沿いの道を歩く。川にウが2羽着水し、潜ったりしていたが、すぐに飛び立って行った。

 前をリードを付けていないラブラドールがひょんひょこと飼い主のそばを歩いていた。

 8時15分に帰着。




 昨夕の散歩について

 6時に犬の散歩に出掛ける。

 夕方の散歩は雨の為無理だろうと思っていた。部屋から北の山が俄かに雲におおわれ灰白色になって、それがこちらに向かって来ているのが手に取るように分かった。
 何度も犬に外で雨が降っているさまを見せた。犬も納得できているようだった。
 しょうがないよな。でも、糞や尿は向こうからお出ましになるので、これまたどうしようもない。深夜に起こされるかもしれないと覚悟するしかない。

 ところが、初場所の本日の打ち止めの白鵬が豪風を圧倒した相撲を見て、外に出たら、雨はあがっていた。
 これは行くしかない。かなり暗いので、いざという時のために携帯の蛍光灯を片手に。

 いつものコースを歩く。公園、グラウンド。糞が出た時点で帰ろうと考えていた。海岸のそばに行って引き返す。出ない。

 公園に戻ってきた。芝生を歩かせても砂場を歩かせても嗅ぐばかりで糞をしない。尿は夕食後、北の廊下にしていたし、散歩中も2,3度した。
 幸い、そんなに寒くないのでできるだけ頑張ったが、犬は周囲の様子がいつもと違うのを意識してか、結局、糞をしなかった。
 深夜、鳴くなよと願うしかない。

 天気は回復しているのか、東の空に木星が見えた。その左肩にも星が見えたが、恒星だろう。

6時半に帰着。