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浮体式洋上風力発電を応援3~今年の浮体式の報道~

2013年01月18日 | 洋上風力発電

今年になって半月ですが、TVで浮体式洋上風力発電の報道が立て続けに出たので報告します。見ようと思って見たのではないので、他にもあるかもしれません。

 

NHK TVの夜7時半?からの番組だったか、再生エネルギーがテーマの番組でした。東京大学と三井造船などの企業が「福島沖」で進めている浮体式洋上風力発電事業を取り上げていました。しかし、浮体式の他の二つ「椛島」と「博多湾」は取り上げていませんでした。

この番組では、造船会社(三井造船?)で製造されている巨大な円柱形の構造物の画像が出ていました。その後、東大の石原教授のインタービューが出ていましたが、目新しい話はありませんでした。

 

②テレビ朝日の1月17日朝8時からの「モーニング・バード」の「玉川総研」の中で、「椛島」と「博多湾」での実験の様子が放送されていました。こちらは「福島沖」の話はありませんでした。

先ず、椛島沖の風車の様子を船からと海中から、次いで京大の宇都宮准教授のインタービューがありました。台風が来ても風車は大丈夫だったという話でした。

 

その後、「博多湾」での実験の様子をやはり船から、次いで九大の大屋教授?のインタービューがあって、「風レンズ風車」や「風力発電と太陽光発電との組み合わせ」、浮体設備が漁礁になって魚が集まってくるので、漁業と共存できるという話がありました。これらは既にホームページで紹介されている話で目新しい話はありませんでした。

 

洋上風力発電の課題として送電網が風力発電に対応していないこと、今の仕組みでは電力会社が風力発電に積極的になれないという問題を指摘していました。

この番組での新しい話は、宇都宮准教授が話した浮体式洋上風力発電のコストで\20/kWhでした。ただし、この数値の前提条件はわかりません。

cefという風力関係の会社のサイトには、風力発電(たぶん陸上)は912/kWh、太陽光発電(住宅用)は47/kWh、原子力は5.9/kWh、石油火力は10.2kWhとあります。)

いずれにしても、浮体式洋上風力発電がメディアに取り上げられ、関心ない人でもその様子が見られることは、喜ばしいことです。

 

 2013.01.18


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