ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

産経新聞は突っ込みどころ満載6 産経カモがネギ背負って来た ~メディアに物申す その41~

2017年08月18日 | メディアに物申す

今回も「産経新聞は突っ込みどころ満載」シリーズです。

201779日のブログ産経新聞は突っ込みどころ満載 ~メディアに物申す その36

2017725日のブログ「産経新聞は突っ込みどころ満載2 産経新聞の好きなブーメランの研究 ~メディアに物申す その37

2017728日のブログ「産経新聞は突っ込みどころ満載3 産経新聞に戻って来て心臓に突き刺さった大ブーメラン ~メディアに物申す その38

2017731日の「産経新聞は突っ込みどころ満載4 恫喝されたマッチポンプ ~メディアに物申す その39

201783日の「産経新聞は突っ込みどころ満載5 稲田前防衛相になぜ甘い ~メディアに物申す その40

の続きです。

 

「自民党延命工作隊メディア支部2」、「民進党の監視者」の異名を持つ(私が名付け親です)産経新聞の記事は突っ込みどころが満載です。ネタ不足の私には、実にありがたい。

 

その産経新聞です。誰かが、産経新聞でさえ稲田元防衛相を批判していると書いていたけど、産経の記事をちゃんと読んだのかなあ? 民進党の蓮舫代表が辞任した時、産経新聞は火傷するような60℃のお風呂に入れた時のようにキツイ批判をしていた。おまけに、産経新聞がさんざんバカにする記事を書いてきた鳩山元首相(アメリカがAIIBに参加するリスクに気付いたのか、最近はコケにする記事が無い)の発言まで引用して、蓮舫代表を攻撃していた。

 

それに対して、稲田元防衛相の批判の記事はヌル~イ38℃のお風呂に入った時のような記事で、最後は同情していました。この件は、私のブログ「産経新聞は突っ込みどころ満載5 稲田前防衛相になぜ甘い~メディアに物申す その40」に書いています。記事は題名だけで判断しちゃダメだよ。そして比較して読まなきゃ。

 

ここでクイズ。「このはげー!」で有名になった国会議員の名前は? 三択で。

①鶴田真由子

②豊田真由美

③豊田真由子

三択問題の解き方の定石から直ぐにわかりますよね。私は良く名前を間違えるんですが、同姓同名や似た名前の人は迷惑です。

 

さて本題です。カモの産経新聞を見ていたら、ネギを背負って向うからやって来ました。

 

87日の産経新聞(電子版)に、

「1カ月の党首不在に細野豪志氏離党…政権追及の好機に辞任した罪深き蓮舫代表」

という記事が載っていました。

 

蓮舫代表が辞任したので、産経新聞は喜んでいると思ったら、万歳だけでは気が済まなかったようで、蓮舫代表の傷口に塩とからしとわさびを塗り込んで笑っている。稲田元防衛相の時は、傷口を消毒して絆創膏を貼るような同情的な扱いで、蓮舫代表とドエラク違う。

 

産経新聞が「政権追及の好機に辞任した罪深き蓮舫代表」と書いても、「政権追及の好機」と本気で思っているわけでも無く、単なるレトリックだし、代表を辞任してもしなくても「罪深き」という文言は付いていたし、代表を辞任しなくてもそれはそれで無理にこじつけて、蓮舫代表を60℃のお湯に漬けるような文章を書いていたでしょうね。

 

おまけに、稲田元防衛相も同じ日に辞意を固めたので、「まるで「連帯責任」のようなイメージになった」と書いていますが、こじつけが強引過ぎる。「違うだろぉ~!」、「どうしてそんなことにな~る~の~か~な~」という感じ。

 

それに、この記事の構成がヒドくて、何回読んでも何を言いたいのかサッパリわからん。民進党の代表選で約1か月間代表が空白になることや、細野氏一人だけの離党、安倍内閣の支持率の低下などを書いているが、トピックスを集めてくっ付けただけで、文章のつながり・論理がなっていない。産経新聞政治部の人の書いた記事はこういう何を言っているのか分からない文章ばかり。もっとも産経新聞は「自民党は悪く無い。民進党は地獄に落ちろ」と言いたいのは分かっているけど、論理を通して欲しい。

 

それで、この記事を書いた人が以前は反対の主旨で記事を書いているだろうと推測して捜すと、見事に出て来た。シメシメ。

2017430日の「【豊田真由美の野党ウオッチ】泣きっ面に蜂の蓮舫・民進党 保守系の不満噴出 代表の座どころか政治生命最大のピンチ」

です。

 

この記事では

「蓮舫氏がいよいよ崖っぷちに立たされている」

「民進党の支持率は結党以来最低の6・6%。安倍内閣の支持率が59・3%(今年4月です)と堅調だったのとは対照的に、蓮舫・民進党には世論の厳しい視線が注がれている」

「蓮舫氏が代表の座にとどまる可能性は日に日に小さくなっている。」

と書いていて、辞任を期待しているというか辞任を催促しているような、あるいは辞任不可避との思いが読み取れる。

 

そう書いておきながら、約4か月後に蓮舫氏が代表を辞任したら、「政権追及の好機に辞任した罪深き蓮舫代表」は無いだろう。産経新聞の記事は行き当たりばったり。これからも鴨ネギ記事が沢山出てきそうで期待しています。

 

最後に民進党に一言。

産経新聞の記事には、民進党議員が登場して同僚議員の批判や内情をしゃべっています。民進党に批判的な記事を書くとわかっている産経新聞の記者に、これらの民進党議員はよくペラペラと同僚議員の批判や内情をしゃべりますね。これらの民進党議員は、産経新聞の記者に情報を教える代わりに、他党や民進党内の情報を得ているのでしょう。安倍内閣の支持率が下がったといっても、次の選挙で民進党が政権を取る確率はマイナス100%なので、今のうちにこういううざい奴ら(うざい性格は直ぐには治らない)は自民党や日本ファーストの会に放り出してスッキリした方が良い。

 

2017.08.18

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿