ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

アホな裁判官か自閉症スペクトラム障害か? 富山の警官と警備員の殺人事件 ~メディアに物申す その102~

2021年04月23日 | メディアに物申す

お詫び

 

20日に新規ブログを掲載するのを忘れていました。

 

富山の警官と警備員の殺人事件の裁判について

 

この裁判のニュースを聞いた時、「アホな裁判官やな」と思った。この裁判を3月5日のNHKから引用すると、

 

   ++++++++++++++++++++

「警察官を殺害後に拳銃を取る意思が生じた可能性を排除できず、被告が拳銃を奪う意思を持って殺害行為に及んだと認定するには合理的な疑いが残る」として、強盗殺人ではなく殺人と窃盗の罪にあたると判断しました

   ++++++++++++++++++++

 

警官を襲うのはピストルを奪うためで、ピストルを奪わない目的で警官を襲うアホはいるか? この裁判官は頭のネジが緩んでいると思う。と思って検索していると、3月5日の朝日新聞に

 

   ++++++++++++++++++++

 争点は、法定刑が死刑または無期懲役の強盗殺人罪が成立するかどうか、事件後に診断された自閉症スペクトラム障害(ASD)が影響したかどうかだった。

 

 検察側は、拳銃を奪うつもりで警察官を殺害したとして強盗殺人罪を主張。社会への不平・不満から警察官と戦って力を示したいという「身勝手で理不尽な動機」と指摘し、ASDの影響は間接的・限定的として死刑を求刑した。

 

 弁護側は、警察官の殺害後に拳銃を奪おうとしたとして、殺人と窃盗罪にとどまると反論。ASDの影響で、いじめなどを受けたこと、適切な療育や支援がなかったことを挙げ無期懲役を求めた。

   ++++++++++++++++++++

 

要は、「拳銃を取る意思」が事件の後か前かではなく、「争点は、自閉症スペクトラム障害(ASD)が影響したかどうか」らしい。

 

さらに、3月5日の別の朝日新聞の記事には

 

   ++++++++++++++++++++

また事件後に診断された被告の自閉症スペクトラム障害(ASD)の影響が一定程度あるとして「死刑を選択することがやむを得ないとまではいえない」と述べた。

   ++++++++++++++++++++

 

とあるので、判決は「自閉症スペクトラム障害(ASD)の影響」を考慮したことになる。

 

さらに3月5日の毎日新聞には

 

   ++++++++++++++++++++

被告の発達障害については「犯行に至る経緯や動機形成の過程に対する影響は一定程度酌むべき事情がある」

   ++++++++++++++++++++

 

とあるので、こちらも「自閉症スペクトラム障害(ASD)の影響」を考慮したことになる。

 

NHKは、「自閉症スペクトラム障害(ASD)の影響」をスルーしているし、朝日新聞と毎日新聞は「警官を襲うのはピストルを奪うため」ということに関して、どう判断したしたのかな? どちらの報道も片手落ちで良くわからん。

 

2021年4月23日

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿