ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

大津の交通事故を考える

2019年05月09日 | ニュース

58日に大津市の琵琶湖沿いの県道で、右折しようとした普通自動車と直進してきた軽自動車が衝突し、軽自動車が歩道で信号待ちをしていた幼児や付き添いの保育士の中に突っ込んで、幼児2名が死亡し、十人以上がけがをした事故があった。この事故はTVや新聞で詳しく報道されているので、皆さんもご存知だと思います。

 

信号無視やスピード超過も無かったようなので、右折しようとした普通自動車の注意不足が主な原因と思われる。直進した軽自動車は、右折してきた普通自動車を避けようとして、ハンドルを左に切ったことで歩道に突っ込むことになった。ここで気になったのは、直進してきた普通自動車のブレーキ痕が無かったと報道で言っていたこと。ブレーキ痕が無かったということは、右足はアクセルペダルを踏んでいたことになる。

 

この事故に限らず、右折する自動車と直進する自動車の事故で、直進する自動車がブレーキを踏まずに左にハンドルを切られると歩行者はたまったものではない。こんな事故がどんどん起きることになる。


結果論から言えば、回避動作をせずにブレーキを踏んでそのままぶつかった方が人的被害は少なかった。そうすると普通自動車と軽自動車の運転手が怪我をした程度で済んだ。あるいは右にハンドルを切っていれば衝突は避けられたかもしれない。結果論ですが、軽自動車側のとっさの判断が間違っていた。ただし、これで法律上の責任が発生するかどうか難しいところ。また、自分が同じ立場だったら、人的被害を最小限にする行動をとれていたか? 自信は無いけど、とっさの判断であっても他人を傷つけることにならないようにしたい。

 

2019.05.09



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