リニアに関する私のブログ
リニアは、生きているうちに完成しないと思っているので、今まで好き勝手にいろいろ書いてきた。
2015年7月4日のブログ「リニアは手荷物検査が必須」
2015年4月21日のブログ「やっぱり心配!長大トンネル内の事故」
2014年12月13日のブログ「リニアに乗っていたら地震が・・・そこはトンネル!」
2013年11月20日のブログ「リニア新幹線は横浜住民に便利か?6~リニアは一私企業が作るもの?~」
2013年10月7日のブログ「リニア新幹線は横浜住民に便利か?5~リニアは名古屋のために作る?~」
2013年09月23日のブログ「リニア新幹線は横浜住民に便利か?3~乗換は面倒~」
2013年09月20日のブログ「リニア新幹線は横浜住民に便利か?2(追補)」
2013年05月22日のブログ「リニア新幹線は横浜住民に便利か?1」
これらのブログを見てもらうと分かるように、私はリニアに懐疑的です。大昔に作った計画を無批判に実行するのには抵抗感があるし、昔のイベントの二番煎じのような計画にも懐疑的です。この二つの条件が重なると、さらに懐疑的になる。
例えば、私は東京オリンピックにも懐疑的でした。結局、コロナ感染症の影響もあって、所期のイメージと大きく様変わりした東京オリンピックになってしまった。コロナ感染症が無くても、所期の目的を達成したでしょうか?
私は大阪万博にも懐疑的ですが、どうなることやら。私は1970年の大阪万博にも行っていませんが、あれは成功だったのでしょうか? 2020年の東京オリンピックにしても、2025年の大阪万博にしても、昔のイベントの焼き直しと言うか二番煎じのようなイベントなので賛成しかねます。
東海道新幹線の焼き直しのような、大昔の計画に唯々諾々と従うリニア新幹線にも賛成しかねます。
2027年の開業が無理なのは素人でもわかる
最近、静岡県知事が失言で辞任したことで、「これでリニア新幹線を作る障害が無くなった」と喜んでいたり、メディアに書いていたりする人がいる。これを絶好のチャンスと思ったのか、それとも印象操作したいのか、JR東海は、リニア新幹線の開業予定を2027年から、2034年以降(明確な期限は公表していない)に延期した。
だいたい、今の工事の進捗で2027年の開業なんて無理なのは素人でもわかる。2027年の開業を信じていた人がいれば手を挙げて欲しい。例えばJR東海が既に発表している様に「山梨県駅と長野県飯田市の『座光寺高架橋』を新設する工事では完成が2031年になる見通し」です。
リニア新幹線の全体的な工期の遅れは、2024年03月28日の「週プレNEWS」の「開業は早くても10年遅れの2037年!? リニア新幹線建設の悲惨な現状!!」と言う記事(ネットで見られる)を参照。この中で、遅れている工事の例を挙げている。
・神奈川県相模原市に建設予定の「リニア車両基地」
工期11年の計画だが、用地買収が未完で未着工
・着工されたトンネルの工区は約68㎞
トンネル区間は約211㎞
・未着工の橋脚は600本以上
山梨県で完成した橋脚は22本
リニアは習熟運転に時間がかかる
産経新聞によると、現在の東海道新幹線のレールの敷設が終わったのは、昭和39年の開業の3カ月前。東海道新幹線では、従来技術の延長で高速運転が実現したので、習熟運転は3カ月で済んだ。リニア新幹線は従来技術の延長ではないので、習熟運転は3カ月で済むだろうか。
リニアの営業用列車が実際の路線を走って見ると、技術的な問題が起きないとは限らないし、その検討と対策が長引くこともある。リニアは山梨県の実験線で経験を積んでいるにしても、実際の走行距離はもっと長いし、経路もほとんどがトンネル。それに、実験線で使用している車両は実際の営業に使用する車両でもないだろうし。
運賃は上がる
試験車の中間車は、車体長が24.3mで定員60名。1列の座席が4人掛けなので、15列と今の東海道新幹線よりも、ゆったりしている。その分、リニアの運賃は高くなるはず。
リニアは東京・名古屋・大阪の中心部に駅があり、航空機より所要時間が短縮できそうなので、リニアの運賃は航空運賃より高額になると思う。ただしそして、航空機並みに手荷物検査をすることになる。
2024年5月18日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます