京都・下鴨神社や百万遍 知恩寺の古本市が有名なことは知っている。
チャンスがあれば、一度は覗いてみたいスポットである。
このほど、岩国中央図書館においても古本市が開かれた。
何はともあれ後学のために出向いてみた。
開館15分前に着いた。なんと、80人くらいが並んで待っている。
取りあえず順番を取った。その後からも来るは来るは。あっという間に列の長さは2倍に伸びた。開館と同時になだれ込む。
7000~8000冊はあるという、あらゆるジャンルの古くなった本が、段ボールに入れられ床に並べてある。いっときになだれ込むのだから身動きとれない。
ジャンルなどの表示もなく、一通りこの目で確かめなければ、どこにどんな本が並べられているのか見当がつかない。
古本市とは言っても、いわゆる古書が並ぶわけではない。
市内8か所にある図書館で、入れ替えなどで古くなったと、司書さんが判断したものが、1年に2度こうして古本市として並べられる。それでも手慣れた人はあっというまに、20冊くらいはゲットする。ちなみに、10冊までが100円。20冊なら200円。11冊でも200円。
先ず頭に浮かぶのは、孫の顔。絵本に伝記物語・面白そうな単行本をあさる。
次いで、あれこれ手に取っていたら、もみくちゃにされながらも10冊はすぐにたまった。
やっぱりなんかしら魅力を感じていた古本市だけになかなか興味は尽きない。
1人最高は120冊ということだった。 商売人か・・・?
買って帰ってはみたものの、新刊で読みたいものもいっぱいある。またまた我が家で古書になりそうだ。
枕にするにはちょっと硬い。でも睡眠誘発剤の役目は間違いなく果たしてくれる。ア~ア!