「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋空はカンバス」

2010年09月06日 | 季節の移ろい・出来事
ふと目が覚めた。特に悩みがあるわけでもないの目が覚めた。
躍り上がるほどの嬉しいことがあったのか、ウーン!よく分からないが目が覚めた。
時計を見る。5時25分。まだ早いな~もうひと眠りか・・・。

カーテン開けて海を覗く。海も山も空までも真っ赤に燃えている。
これほど早く目覚めることは滅多にない。見慣れぬ景色に気色ばむ。
ヨーシッ!海に出てみよう。これからわずか30分の間に、どれほどの変化を見せるのか
秋空を彩る朱の競演をこの目に焼き付けよう
 5時30分の燃える海・空・山

誰も歩いていない真っさらの砂浜に、自分の足跡だけを残し右に左にアングルをさがす。
線路を貨物列車と、朝一番の通勤電車が通り過ぎる。
一気に出てきた横長の厚い雲が、遠い島影に潜むマグマの光線を受けて、朱色からピンクに移る。
 5時40分、朱色からピンクに

今度は下りの通勤電車が走り去る。6時を少し廻った。
厚かった雲が途切れ、まさしく秋の空を紫色に染めるちぎれ雲。(一番上の写真)

夏休みの宿題で馬の絵を描いたら、犬と間違えられて以来、絵心に対する自信喪失の私にも、秋空に様々な模様を描く雲と空、光と陰の移り行く姿には感動をおぼえる。

ホンの短い時間の中でこれほどのドラマがある。確かな動きがある。
人の一生にさも似たり。出来ればドラマティックに愉快に生きられたらいいな。
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「燃えるような残暑の中で」

2010年09月04日 | 季節の移ろい・出来事
いつまでもさめやらぬ、燃えるような残暑のグラウンドで繰り広げられる若者の躍動。
今年も招待を受けるままに、母校の高校・附属中学校運動会に顔を出した。

暑かった。本部席のテントの中ではあるがこの陽差し。凍らせたおしぼり、冷たいお茶を何度も持ってきてくれるもののやはり暑い。逃げ場のない今年の暑さ。
グランドを走り回る生徒も、教職員も、熱中症対策に神経を尖らせているのが伝わる。

それでも華々しくプログラムは進む。
今回も初めて目にする光景に出会った。高校3年全員によるフォークダンス。
全部で3曲が順調に終わった。そのとき、あっちこっちから時ならぬざわめき。「アンコール!アンコール!!」の手拍子と大歓声。男子が大騒ぎ。
放送席も心得たもので、最もポピュラーなオクラホマミクサーをもう一度流す。
楽しそうに踊る。フォークダンスでのアンコール、消化不良の男子がいっぱいいたのだろうか。

         少年易老学難成  一寸光陰不可軽
         未覚池塘春草夢  階前梧葉已秋声

     少年老いやすく学成り難し 一寸の光陰軽んず可からず
     未だ覚めず池塘春草の夢  階前の梧葉すでに秋声

若い日は早々と過ぎ 学業は成就しにくい。わずかな時間も おろそかにしてはならない。
池のつつみ 春の若草を枕に見た夢が覚めやらぬうち きざはしの前に散るあおぎりの葉は はやうらびれて 秋の音

砂埃を巻き上げ躍動する彼らを見ていたら、ふと、こんな言葉を彼らの背中にソーッと贈って上げたくなった。
暑苦しさに負けそうなこの時期に、「偶成」(たまたま出来た)という漢詩が、何故かしらいきなり頭をかすめた。たまにはこんなこともあるものだ、とご理解頂こう。

注釈:少年とは、18~30歳くらいまでの年齢をさしている。(日本語解釈とは異なる)
                『 NHKラジオ「漢詩の来た道」 聞きかじり 』

        ( 写真:全生徒による大行進・整列 )
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mass communication

2010年09月03日 | 岩国検定
「マス・コミュニケーション」 mass communication
この言葉を初めて耳にしたのは高校生だったと記憶する。
意志の疎通・情報の伝達などと訳されていたとおもう。

今では「マスコミ」「マスメディア」と呼ばれ、新聞や放送などのように、複雑な社会組織として機能する送り手が、高度な技術的・機械的装置を駆使して、メッセージや情報をほとんど同時的に、不特定多数の人々に大量伝達する形態と過程をいう。と定義されている。

ということは、我々の持つ情報を、より早く・より多くの人に・より詳しく、伝達しようと思えば、このマスメディアを活用することであろう。

現在進行中の岩国検定も、これまで大手・地方紙含めて6社の新聞で複数回掲載アピールして頂いた。
テレビニュースでも取り上げてもらった。ポスターやパンフは市内各所くまなく配布・掲示してもらった。
もちろん、情報発信の最先端、ホームページでも世界に向けて発信している。

そんな中でも、地元岩国市民の各家庭に配布される「岩国市報」に岩国検定の詳細を掲載してもらうことは、市民への周知徹底という大きな期待があった。
タイミングよく9月1日号に掲載され、6万5千に及ぶ各世帯に配布された。
    

いよいよ15日から始まる受験受付開始。
有りとあらゆる情報手段を駆使してPRに努めた岩国検定、先ずは地元岩国市民の関心によって盛り上がることを夢見たい。

偉大なるマスコミの力・我々の精一杯の口コミ・神様・仏様のご加護を信じたい。
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「今日から新学期」

2010年09月01日 | 季節の移ろい・出来事
今日から新学期。
始業式と掃除を終えた孫兄弟が、お昼前、汗を流しながら我が家に帰ってきた。
ランドセルと、重そうなスポーツドリンク入りボトルも肩からぶら下がっている。
まだ十分残っているのに、玄関を入るやわれ先に冷蔵庫へ殺到。ジュース・ヨーグルト・カチンカチンに氷ったチュッチュを取り出して、飲むわ食べるわ、やりたい放題。

これも今日で終わり。明日からは一応規則にはまった、リズムある生活となる。
こちらの頭の中も、孫中心から解放され本来の自由がもどるのか・・・これは魅力だ。

食の細い弟は暑さ負けしたように少し元気がない。昼食後ひたすらお昼寝。
食欲旺盛、暑さなどメじゃない兄ちゃんは「家に帰りたい」という。お友だちとの約束が出来ている様子、無理もない。それぞれのペースで新学期初日が始まった。

昨日は、最後の駆け込みで、学校提出用に習字も書いたと、娘から写メールが入った。
           こっそり載せてみた。

習字の出来映えを褒めて、思いっきり頭を撫でると、嬉しそうにニカーっと笑う。
二度と返らない4年生の夏休み。共働きという家庭環境の中で、良くも悪くもジジと過ごす羽目になった兄ちゃんが、この夏をどのように評価しているのだろうか。

ウーン・・・あまりいい返事が期待できないな~。
口で教えるのも簡単ではないが、背中で教えるものが何かあっただろうか・・・と。
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