またまた不埒な輩が現れたという物騒なお話し。岩国市市民メールで、次のような注意が流された。
❝ 市内において、地域包括支援センター職員をかたる者から、高齢者等の自宅に「ひとり暮らしですか?」などの内容を聞く不審な電話がはいっています。地域包括支援センターから、このような内容を尋ねる電話を掛けることはありません
ご不明な点がある場合は、以下へお問い合わせください。・・・ ・・・ ❞
こういった類の電話は正直な話困るんだよね~。今回は包括支援センターだけど、一つ間違えるとすぐに地域の社会副協議会ですが・・・となってしまう。冗談じゃない、社会福祉協議会が個人の情報を個人的に聞き出すことなどあり得ない。これはアタシが保障する。
包括支援センターと言われると、高齢者にとっては「なんじゃろうか、聞いてみたい」と思わせる多くの情報を扱ったり、直接や間接に色んなお世話になる身近な高齢者福祉のお役所なのである。ついつい個人情報を電話口で漏らしたりする可能性大である。秘密な情報は一切しゃべらないことを心掛けたい。
色んなところに目を付けて、独り暮らしか、財産状況はどうかなどを聞き出そうとする。聞き出した情報は、コワイコワイ組織に集約され、綿密な計画を立てるグループと実行グループに別れて、取り締まりの手薄なところから様々な手法を駆使して金品を盗もうとする。その手法にも色んな段階があるようで、人の命の尊厳など考えていない悪魔の組織という恐ろしさを持っている。
自分の親か祖父母と同じ年恰好の人を騙して、騙せなかったら無理やりの暴力で実行する略奪行為をやめなさい、といくら叫んでもやめないよね~。ならば、私たち年寄りが自分を守るために、胡散臭い電話やメールに自己判断で対応しない。そんな禁止張り紙を家中に張るるくらいの用心が必要である。イヤな世の中だね~。