「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「桃の節句」

2024年03月03日 | 思い出話

          

3月3日、桃の節句、上巳の節句(じょうしのせっく)、色々言われているが、やっぱり「お雛祭り」が一番親しみがあるようだね。
そういえば我が家にもかつて、華やかにお雛段を飾って雛祭りをした昔があったのだ。

昭和48年2月に生まれた我が家の第一子長女に、親元から贈られた七段飾りの豪華なお雛様が、一部屋を占領していて、何かしら寄り付きがたい威厳を放っていたように感じたものである。その時まで七段飾りの雛壇などと縁のない生活であった。

そんな思い出の雛飾りも、娘がお嫁さんになった時も持っては行かなかった。今では階段下の倉庫の主となって陣取っている。時々は出して飾っていたが、娘のところは男の子3人で母親の雛飾りをあまり楽しんではくれなかった。無理もない。ババ殿も出し入れの手間と、汚してはいけない慎重さが段々億劫になり暗いところでお眠りになったままである。

それにしても長女の雛祭りの話などするとどうしたって昭和の話になる。ましてや昭和49年・50年などと言えばバブルの絶頂期。仕事も忙しかったが、元気に遊んで騒いで、我が子の子守などを忘れてしまうような沸騰の時代であったような。今じゃ娘も人生の半ばを迎えた。私たちに手を差しのべるお役目が回りそうな時代。お雛祭りにつけても、昭和が段々遠くなっていくんだね~。

コメント
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