「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「真面目に育てたはずなのに!」

2024年03月08日 | 晴耕雨読

                                                             
                           お笑い三兄弟

綿密な計算の上に、これ以上ない周到な準備をしたはずなのに、想定外の障碍に邪魔されて、思い通りに行かない結果にがっかりさせられたり、泣かされて落ち込んだこと幾たびか。ちょっと大げさかもしれないが、今日畑から抜き取った大笑いしているような我が家の蕪くん三兄弟。我が人生にさも似たり。

同じ畑に同じ時期に種を蒔いて同じように肥しを上げて育てたのに、結果的にこんな面白い形も生まれる。
彼らは彼らで一生懸命地中に根を伸ばし、普通に育って真っ白く輝くような艶々のまん丸な蕪になって、作り手を喜ばそうとと努力したのに違いない。なのにどこでどう間違えたのか、何かに災いされたのか、こんな形で笑わせてくれる。これはこれで面白いし、作り手もプロフェッショナルではないし、市に出すわけではないので許される。でもどうしたらこんな結果になるんじゃろう。

ただね、どっちにしたって蕪なんよ。笑っていようが、口をつむってまん丸に育っていようが、蕪に変わりがあるものか腹に収まりゃみな同じ、ってなもんだ。

この蕪と言う字を人間に置き換えて考えるとちょっと不気味かも。普通に育てようと努力する親。普通に育つつもりの子ども。それが、何かの拍子でコロッと変わってしもうて、いい方に転がると大いに結構。反対に転がると、マッチングアプリで出合わせた女の子のバックに男がいて、男性から金品を奪おうと脅して死に至らせる事件を引き起こす。逮捕されたの中学生だった。まるで安っぽい小説のような話が現実に起きる。

我が家の場合は大笑いした蕪でよかったよ。この蕪は普通に酢の物にして美味しく頂けるからいいけど。

コメント
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