「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「周東冨士」

2010年05月15日 | 旅行・レジャー
家にじっとしているのは、なんとももったいないような五月晴れ。
早めに所用を済ませ、新緑から深緑に変わりつつある田舎道をゆったりクルマを走らせた。

どこに目をやっても濃い緑、盛り上がるようなクヌギや樫の黄緑。
思わず深呼吸・新呼吸・心呼吸。緑に染まりそうな空気をいっぱい吸い込む。
いくら欲張っても、胸一杯以上は無理だった。

友のブログを参考に、「鮎原剱神社」(あゆばらつるぎじんじゃ)の見上げるような石段を登り、柏手がこだまする静寂の中、二礼二拍手一礼。見下ろすだに恐ろしいほどの急階段を無事下りた。

遠回りの帰り道。来年開かれる山口国体のカヌー競技の会場となるダム湖でひと休み。
何年かぶりに、満々と水をたたえたダムを心地よく見学。
数えるほどのクルマしか出会わない、周東町の静かな山道。我が家に向かう農免道路。

突然右手に「ありゃー何じゃ?」小さい新緑の山ながら、角度によってまさに富士山。
クルマを停めてパチリパチリ。「オオ!これぞ周東冨士」勝手に命名。
やがてこの山の看板が見えた。

「行者山」とある。
「当地お山の守護神行者様 役の小角(えんのおずぬ)開山」
   「京都市伏見区 総本山醍醐寺所属」 なのだそうだ。

お山にまで上がりはしなかったが、ここにも由緒ある古刹がひっそり建っているのを感じながら、周東冨士を後にした。
これまでも、何度となく通った道なのに、今更ながらの新発見。一つ得した皐月のドライブとなった。

        ( 写真: 勝手に命名の「周東冨士」 )
コメント (16)
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