「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「旅の終わりに…」

2009年02月09日 | 家族・孫話
節分を挟んだ4日間。 6歳児の体調を気遣い、インフルエンザ対策に万全を期しながら東京周遊を楽しんだ。 どれほどの感動を心に刻み、どれほどの豊かな思い出の引き出しを作ってくれたのか、将来を楽しみにしよう。

とてつもない人混みと、目に入るものの多くが目新しい驚きの連続で、4日目ともなるとお疲れもピーク。それでも、ありとあらゆる電車が集結する東京駅のホームは、新たな感動と興奮を呼び覚ます。停車している電車はもちろん、発車する電車は必ず見送って、お顔を拝見しなければならない。
家を出るときから握りしめていた、ちっちゃな新幹線を最後まで手放さなかった執念からも、超特急・特級・普通に限らず、電車に対する思い入れが窺える。 誰にも抑えられないパワーと集中力。

とにもかくにも、6歳を中心のジジ・ババ3人旅もどうやら無事終わった。
帰り着いた駅のホーム、迎えの母親めがけて猛突進、飛び上がって首に手を回し頬ずりする姿は所詮6歳。こちらまで、無事帰ったことを心底喜ばせてくれる。
第一声「母さん、あのねー富士山がきれいじゃったよ……」 ナヌー!!

行くときに雲がかかって見られなかった富士山が、帰りの車窓からその勇姿を見せた。行きも帰りも、窓ガラスにへばりつくように外を眺めた甲斐があっただけに、最後の感動が大きかったのだろう。 秘かに期待していた母親への報告第一声は、東京タワーでもなければ、10時間を過ごしたディズニーランドでもない。 この際、順位など関係ない、一つでも多くの感動が胸に刻まれればそれで十分……と思いつつ、目的は東京タワーだったよなー… 複雑。

小2の兄ちゃんの感想「ディズニーランドに行くんだったらオレも行きたかったのに…。東京タワーじゃけー行かんかった…。じいちゃん、今度オレを連れて行って……カー君はそのときはお留守番!」 と手厳しい。ジジ・ババの泣き所を押された。そして、4日間の弟のいない生活が淋しかったことを物語っている。 奮起一番、もう一度兄ちゃん連れて行くか……エライことになってきたぞー…。

旅行中の4日間、全てがカー君であり、じいちゃんの出番であったかの如きブログになったが、文面に出てこない陰の存在として、ばあちゃんの計り知れない献身的努力、ジジを遙かに超えたカー君への思い入れ、があったことを付け加えなければ不公平になりそうだ。

気持ちの切り替え、何かを吹っ切りたい思い。今回の旅行は新たな出発点となるだろう。

      ( 写真: 帰りの東京駅、色々な新幹線にご機嫌のカー君 )
コメント (10)
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