先の台風で尾羽梨へは車が入らず田戸からの往復となりましたが、爽やかな秋空の下で左千方三国岳や谷山を望みながら快適に登ることができました。
安蔵山は山上が広く鬱蒼としたブナ林に覆われて、ワンデリングは欠かせません。
胴回りが大人二人がかりのものなどあちこちにあって、立派なものは三人がかりの太さで見上げてばかりで首が疲れるほどです。
三等三角点手前には植えられたと思われるスギが二本あって、ここにも七々頭ヶ岳同様に観音堂があったといわれています。
麓の村も今はありませんが、こうした自然境に山に生きた村の歴史が刻まれていたことは素晴らしいことで、いつ訪れてもここのブナ原生林は心が和みます。
1時間ほどのブナ林ワンデリングの後は往路を下りますが、足取りも軽快です。
林道からの安蔵山の雄姿は淀川水源の森にふさわしく、いい登山ができて気分は上々です。
次回10/8(日)から秋の例会でまずは手軽で歩きがいのある中河内庄野嶺区間から、多くのご参加を。