中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

三方ヶ岳展望台へ

2013-06-16 21:38:14 | トレイル日記

西浅井区間でも特に主峰の三方ヶ岳山頂から東側は背丈ほどのササがびっしりで、行市山とのスルーは容易ではない。もっぱら冬に歩いてきたがそれだけではよろしくないので、夏が来る前にきれいにしようと話はまとまったが、いきなりの猛暑襲来となり整備作業どころか登るだけでも熱中症になりかねないのであきらめ、ササ核心部への最短ルート確認だけとした。

三方ヶ岳東側の展望台へ集福寺奥から、地形図に点線のある沓掛からのルートへ合流し、そのまま尾根伝いに登ろうというものだ。今までは沓掛西側から送電線巡視路を使っていたが、展望はあっていいコースだがアップダウンがあり時間がかかるので上での作業の時間が多く取れないからだ。

集福寺取水地から荒れた林道を昔棚田の谷奥の砂防堰堤下まで行き、小谷のけものみちを登ると案の定簡単に尾根に出ることができた。尾根を少し登ると沓掛からの昔山仕事道と合流し、今けものみちはだんだんと立派になり快適に展望台下まで歩を進めることができた。山の上はけものにとって興味のない場所であり、深いササに行く手を阻まれるが、わずかだが強者登山者も歩いているようで密集部をかわしながら展望台まで登ることができた。

▲上から妙理山、左千方、横山岳、行市山、雲がかかっていたが伊吹山を一望、山頂は何も見えないが西側送電線鉄塔下では敦賀から高島側が見えて、西峰の孫持山(大師走)からは琵琶湖大観であり、これらをあわせると藪山三方ヶ岳も展望は素晴らしいものがある

稜線は季節がらササの勢いがマックスであり、炎天下で山頂までも行く気もおこらず、素晴らしい展望台で余呉から伊吹までの大観をじっくり楽しませてもらった。もちろんぶら下げ標識を付けたことはいうまでもない。行き帰りで道の整備もし、テープも付けたことでもあり、おおむねなだらかな歩きやすいコースであり、これで草刈り機も無理なく上げることができるだろう。

今月27日(木)、曇り空で風があることを祈りながら決行し、見事密集部に道を通したいと考えていますので、トレイルクラブのみなさん、よろしくお願いします。

 

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