中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

近江塩津駅に続き永原駅から大浦越まで

2015-06-23 20:49:38 | トレイル日記

見まわりは続く。

木曜が雨予報で都合をつけて今日出動で、前から気になっていた大浦越以南の中央分水嶺がわずか残っていて、あわせて永原駅から歩けたら素晴らしいだろうということで至近の黒山集落から山田跡にのびる林道から尾根へ取り付く。

境界切り開き今はシカ道を伝ってピーク431を経て480稜線へ出ると送電線巡視路へ。

二つの鉄塔までは快適な森歩きとなり二つ目の鉄塔からは竹生島が間近に見えて、ここまでは楽々であったが造林公社の杭は続くものの道は藪や倒木で道はおぼつかなくなり整備作業が忙しい。

展望はわずかに木立ごしに賤ヶ岳・大平良山が見えただけで、ひらすら樹林の山歩き。

571.6四等三角点ピークあたりからは西浅井側は間伐で作業道を伝うことができたが、それもすぐに終わりまた低木が行く手を遮る。

545の次のピークが分水嶺となるが稜線上は高原のようななだらかで複雑な地形でありここだというでよくわからないまま過ぎてしまい、格闘で冷静さを少々失った頃に533.4四等三角点ピーク国境へ到着するが、藪でありヤマメシは大浦越に近い露岩の並ぶ森で。

 

送電線鉄塔で乗鞍岳や余呉の山々を見た後で降り立つ大浦越の峠は南北に2つあって、西浅井側は別ルートで下り終えた後で交わる。

北側の峠道には石垣が築かれ、南側はないことからこちらが古いと考えられ、新道ばかり歩いていて旧道は通して歩いていないので今日は旧道探索としたがほぼ道形が残り味わい深いものがあった。

そして目いっぱい北上した後は魔のロードであり、炎天下のなか山門、庄の集落を抜け国道303号の側道を歩いて黒山上の林道へ。

和蔵堂や民家の立派な佇まい、幻の運河大浦川が見れて退屈はしなかったが、汗まみれで観音さんや阿弥陀仏頭を拝観する余裕はなくまたの機会に。

整備が必要であるがともかく永原駅起終点でトレイルが楽しめることがわかり、見まわり冥利に尽きる。

次回例会(6・28)はこの大浦越へ深坂峠から東ヶ谷山を経てたどります。距離はありますがだれでも楽しめるおすすめコースです。多くのご参加を。

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